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あふすと。  作者: 京都ノ舞鶴
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森谷真緒は歌う。

「あ、いいなぁ」


桜咲に背後から話しかけてきた者がいる。桜咲が振り向いてみるとそこには森谷真央がいた。


森谷真央。大人しそうな見た目とは裏腹に辛辣な言葉のチョイスと腹黒さをもつ女子生徒で長原の親友である。


「私も筆記用具忘れちゃってさー。桜咲それ貰うね?」

「え、いや俺のがなくなるし。長原さんに出してもらえばいいんじゃ」

「え?なに?何回も美雪の手をわずらわすの?」と森谷が桜咲を見下ろすように睨む。



長原と森谷が合わさると傍若無人と理不尽。しかも森谷の能力は長原と相性が良く創作系である。


〈神の歌声〉

現象を操る森谷の能力。

森谷が歌うとその歌の歌詞と森谷の感情が混ざった現象が起こる。

例えば森谷が「雨雨降れふれ」と歌うと森谷の感情の幅に応じた雨が降る。

そういった能力で、最強とも思える能力だが森谷自身も思った通りに操れる理由ではなく感情任せになってしまうためブラックボックス的な扱いをされている。



「て、いうか普通に私が貸してあげるわよ」と吉野が森谷に筆記用具を渡した。


「あ、ありがとうー。さっすが委員長!」


「いや、まだ委員長じゃないけどね。それはアダ名だって」と吉野は少し照れてみせる。



人智を超えた力をもつ5人の学生の日常。

そんなお話。

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