目が覚めたら女子高生
初めての作品投稿です。誤字脱字があるかもしれませんが大目に見て下さい。
僕の名前は黒瀬勝。四浪で予備校不登校。現役で我が国一の大学がA判定でていたにも関わらず訳ありで現在の有様と化してる。普段朝から酒を飲んでゲームをして一日を終えている。所謂クズである。成績は現役が順調に下がり親からも見放されてる。自称無気力マンである。そんなクズ日和をおくっていると落ちた。大学に?違うマンホールに。開けっ放しにした奴をぶん殴ってやろうと思ったが底に落ちたとき意識を失った。おそらく相当の高さだったのだろう。 そして今の現状がある。どぶの中でもない。女の子の部屋だ。…おかしい。頭でも打ったのかと顔をつねる。現実である。僕はとりあえず現状を打破すべく友人に連絡しようとポケットからスマホを取り出そうとしたとき明らかに変な感触を覚えた。おっぱいである。胸ポケットに入れてあったスマホがポケットの中できつきつになっていた。そこで初めて自分が女性になっていたことがわかった。顔も女の子らしくて髪も長い。年齢=彼女いない歴かつ男子校に通っていた僕はその日初めておっぱいを堪能した。しかし自分のおっぱいだからだろうか?あまり興奮せずすぐに賢者タイムへと移行した。とりあえず冷静になり連絡アプリにただ一人しか登録されてない友人に電話した。繋がらない。というより現在使われていません。とのことだ。彼が僕に連絡先を変えたことを教えなかったことがないので、もしや友人にも捨てられたのかと焦る。ただ繋がらないだけかもしれないと信じて自分の今いる位置を冷静に確かめる。部屋には女の子らしいものが一式とベランダと扉があり、扉をあけると廊下、お風呂とトイレ、そして玄関。どうやらマンションの一室らしい。とりあえず外にでると隣の家の人がちょうど買い物から帰ってきたようだ。相手は美人であるうえ僕はコミュ障なので当然スルーしようとしたところ相手から話しかけてきた。「あら昨日の夜ひっこしてきたかた?お名前は?」「黒瀬勝です。」「白河香奈さんというのね。私は井上。井上都よろしくね!」「え、あ、いや黒瀬勝です!」「わかったってば二回もいわなくても大丈夫よ!じゃあまた今後よろしくね!」といってそのまま部屋に入っていってしまった。外出していきなりこれである。部屋に戻ることにした。改めてスマホで自分の顔を確認すると美少女だった。それもそうとうかわいい。確かにこの顔で黒瀬勝はおかしいよなとか考えはじめてしばらく経ちぼけっとしてると電話がかかってきた。知らない番号だった。切った。またかかってきた。切った。知らない番号には出ない主義である。その後も電話がかかってきたので着信拒否にした。しかしまた電話がかかってきたのでどうやら着信拒否はきかなかったらしい。しぶしぶ電話にでることにした。「もしもし」「もしもし、じゃないよ!」「うるさいなぁ」「え、あれ今君焦ってないの?」「いやひどく冷静に落ち着いてます」相手はわざとらしく咳払いをして話し始めた。「私の名は米山だ。よろしく頼む。突然だが君は異世界に行ってしまったのだ。」「そんなw最近よくあるラノベですか?」「まさしくそんな感じである。君が女性になっているのが明らかにその証拠だ。こちらの世界とそちらの世界ではいろんなものが反転している。」「へぇ」「え?ノーリアクション?結構びっくりするとおもうんだけどなぁ…。まぁいい続けよう。」「まぁあなたがそちらの世界と言うことはあなたは僕がいた世界の者ってことはわかったよ。」「鋭いな。そちらの世界では色んなものが反転されている。ほかにもほぼすべてのことがデータ化されている。誰かと話してみたかね。」「あぁ…。特には」「明らかなタメがあったよね。話すのがめんどくさいだけでしょ。」この人ツッこんでくるのめんどいなぁって思った。真面目に答えてくのが早く終わりそうだなと思ったので「となりの人とはなした。その時僕の名前が間違えて聞こえてたようだった。」「そうだよそれ、実はね彼らの脳内にはICチップがはいっててね。それを僕ら側からいじらせてもらった。」「まじですか?」「あぁ直接いじったわけじゃないよ。統括してるコンピューターにハッキングをしてそう聞こえるようにいじったのさ」「いやそっちじゃなくて」「あぁICチップのことかい?まぁそちられは倫理とかないからね」「なるほど」「おぉ君は異世界への適応力が高いね」「まぁラノベとかゲームとか最近そんなんばっかですし」「まぁあとどうしてハッキングする必要があったかだけ伝えとくね。こちらの世界とそちらの世界の人間はなかよくないんだ。そちらの世界でこちらの世界の人間がみつかると即座に殺される。」「は?」寒気がした。「お、やっとリアクションをしてくれたね。君は危ないところにいるのさ。とりあえす君のIDはハッキングしたときに白河香奈で登録してある。他にも君みたいな人がいて同じことをつたえなければならなくてね。そろそろ時間だ。」「いろいろ分からないことだらけなんですが」「大丈夫。君の部屋の机の上にマニュアルは送っておいた。よく読むといい。じゃあね香奈ちゃん。」「あ、おい。」切られた。机の上に分厚い本がおかれてた。どうやって送られてきたのか不思議ではあるが。読んでみることにした。表紙に「異世界での暮らし方」。ばかげてやがる。簡単にみると自分の異世界での詳しい個人情報がかいてあり。女子高生で高校に通えと。鬼畜だ。他にも異世界人かの検査等があるらしく常にIDカードをもってることが必須らしい。あと異世界人はこちらの世界の住人のことを認知しているため怪しい挙動言動があるものは通報されることもあるらしい。あちらの世界から異世界に物をおくることは可能らしい。ただ最後のページに「現状そちらからこちらに戻ることはできません。」とだけ書いてあった。まぁ元いた世界に未練があるわけでもない。ただ。僕は死にたくはない。死ぬのは怖い。全力でこの白河香奈になりきるしかないらしい。
駄作かもしれませんが。感想おまちしてます。ありがとうございました。シリーズものにしようと思うので今後も黒瀬君の活躍にご期待ください!