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Le contraire  作者: リリー
初等部
7/24

2

 「君、編入生?」


 「ふぁ‥‥‥‥」



変な声が出ました‥‥‥‥!!


入学式が終わり教室の自分の席についていたのですが、

隣の男子生徒に話しかけられました


どうしましょ‥‥‥‥



 「えっと‥‥‥大丈夫?」


 「は‥‥‥はい‥‥‥‥」


 「‥‥‥え、ぇえ‥‥‥‥?」




どうしたんでしょう‥‥‥?



 「涼也りょうや、御免‥‥‥この子人見知りだから」


 「架音の友達?」


 「双子の妹。体弱くて幼稚部に一度も通ったこと無いけど

  一応在籍はしてたから、編入生ではないかな」



前の席にいた架音が助けてくれました。

‥‥‥‥助かりました‥‥‥‥。



 「そっか‥‥‥君が噂の‥‥‥‥。

  俺は九城涼也、宜しくね」


 「え‥‥っと‥‥‥神宮路有理亜、です。

  宜しくお願いします‥‥‥九城さん」


 「硬いよ‥‥‥‥涼也でいいからさ、有理亜ちゃん」



ちゃん付けで呼ばれたの初めてです。

前世も含めて、なので何か恥ずかしいです



 「涼也、あんま無理やりはやめてね。

  人見知りだからさ」


 「あ、ごめんごめん。

  でも、この学園で九城呼ばわりは目立つから、ね?」


 「あ‥‥‥‥九城、ということは‥‥‥」


 「この学園の理事長の孫だよ。

  違うクラスに涼也の双子の姉がいてね、

  もしかしたらそのうち同じクラスになるかもしれないよ」



双子が同じ学年に二組もいるのは珍しいですね。

しかも男女別の二卵性双生児が‥‥‥‥



 「まぁ、親の七光りとかどうでもいいけどね、

  名前でお願いするよ‥‥‥」


 「‥‥‥涼也君‥‥‥で良いでしょうか?」


 「‥‥‥‥ちょ、架音‥‥‥」


 「あー‥‥‥そうだね」



どうしたのでしょう‥‥‥‥?

聞こうと思ったら先生が入ってきました。



 「皆さん、着席してください。」



綺麗な方です。

この人が担任の先生でしょうか‥‥‥?



 「皆さんの担任になりました。

  杉本すぎもと麗子れいこです。

  1年間、宜しくお願いいたします」



その後、明日の予定を話して学校が終わりました。

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