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【詩集】紡ぐ 一夜  作者: 日浦海里
13/17

独りの夜に

仮初めなんて意味はない

音のしない夜は嫌い

一人きりの夜は嫌い


目を閉じたくても

浮かんでくるのは

あなたを思う事ばかり


何をしているの

何を考えてるの

誰の事を思っているの


あなたといると幸せな時間も

ひとりでいると苦しい時間で

愛しい気持ちと

切ない気持ちで

心が溢れかえってしまう


読まれることないメッセージ

鳴ることのないコール音


きっともう眠ったからだと

自分自身に言い訳しながら

夜が明けるのを待っている


一人でなければいいのかなんて

そんな夜も過ごしてみたけど

心に空いた穴は拡がって

指先はずっと冷たいままで

あなたでなければダメなんだって

思い知らされただけだった


だから

音のしない夜は嫌い

一人きりの夜は嫌い

あなたがいない夜なんて嫌い

でも本物なんて何処にもない

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― 新着の感想 ―
[一言]  傍にいない、寂しさと不安。  信じていないからではなく、いつも相手のことを考えてしまうからこそ陥るもので。  好きになることは幸せなことばかりではない。  でもこうなってしまうと、苦し…
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