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夢はひとりみるものじゃない  作者: 小林汐希・菜須よつ葉
60/71

60話

 夕方までに、掃除を済ませてパパに手伝ってもらって最低限の生活用品をパパの家に運びこんだ。


「どうする? 部屋を別々にしても、同じ部屋で寝てもそれはよつ葉が決めていい」

「もちろん、一緒に寝る!」


 その答えは始めから決めていた。


「じゃぁ、お布団持ってくる!」

「適当に用意頼むよ」


 よつ葉のために用意してくれた部屋から布団を持ってきて並べて敷いた。


 パパが部屋の戸締まりを始めた。そしてふたりでお布団に入る。パパが懐かしそうに


「こうやって寝るのはいつぶりだろうな?」

「わかんない。途中で数えるのをやめちゃった……」

「そうか……」


 家族との時間が、こんなに心穏やかに過ごせるんだと改めて実感した。色々と話したいことがあったけど、パパが隣にいる安心感でいつの間にか夢の世界にいた。

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