第十二章の2
今回は非常に短いです
「なんだかんだ言って面倒見がいいんだよな。」
あれからもう一局指して席を立った。勝敗は言わずもがな。
その一局を指し終えて適当な声の掛け合いをした後、麗化が俺に向かって「なにかあったのかな」と言ってきたのだ。
こういったところがあるから憎めないのだ。能天気でトラブルメーカーなだけではないから。頼ってくれ、とは言わない所もあの人らしい。
気が利き、細かいところまで配慮できる。しかし、「気が利き、細かいところまで配慮できる」だけで面倒事を進んで引き受けようとは思はないため行動には移さない。
誰もしたくないことが舞い込んできた場合は仕方なく対処する。しかも対応する期間を長引かせたくない一心で必死にするため誰よりも早く仕事を終えるのだ。基本的なスペックが高いものぐさ、それが可変 麗化。
麗化なら第四課について教えてくれるかもしれない。これ、かなり期待でき…ないな。あの人は依代さんとのつながりが強すぎる。同じ理由で環さんもアウトだな。
いよいよ俺の部屋の前で話していた女性職員2人を探さなければならなくなったぞ。
「骨が折れそうだ。面倒だな。」
麗華のものぐさな性格が移ったのかもしれないな。
非常に動きたくない。俺の尻に根が生えたようだ。部屋のベッドにしっかり根を生やし、意思に全く関係なく動こうとしない。
このまま後ろに倒れて寝てしまいたい。晩飯食べていないし風呂も入っていないけど。
いっそ、誰か俺の代わりに動いてくれる人いないかな。
次回は10/2/です。
来週から元の更新に戻せそうです。
たぶん…




