表示調整
閉じる
挿絵表示切替ボタン
▼配色
▼行間
▼文字サイズ
▼メニューバー
×閉じる

ブックマークに追加しました

設定
0/400
設定を保存しました
エラーが発生しました
※文字以内
ブックマークを解除しました。

エラーが発生しました。

エラーの原因がわからない場合はヘルプセンターをご確認ください。

ブックマーク機能を使うにはログインしてください。
泡沫の夢、幻の未来  作者: 蚊取り線香
第十章
66/110

第十章の12

「精が出るね。」


ランニングマシンから降り、声のする方へ眼をやる。


「ここではこれ以外にすることが無いですからね。」


嘘だ。俺はただ逃げているだけ。現実を忘れたいだけ。


「依代さん。冷菜の様子はどうですか。」


冷菜が眠ってから今日で3日目。


「身体は何も変化はないね。健康そのものだよ。」


身体はという事は目覚めてはいない。


俺はどうして止めなかったのだろうか。


あの時、冷菜を引き留めていればこのような気持ちになることはなかったのに。


「自分を責めるのは良くないよ。」


顔に出ていたのか、哀れみのある笑顔で慰めの言葉がかかる。


「反省は未来を変える一歩。自責は過去を見ているだけ。反省であればいくらでもしていい。でも、過去に戻るだけでは何も変化しないし、何も生まれない。」


何か思うことがあるのか、依代さんの言葉には重みがある。


「少し昔ばなしでもしようか。ここではなんだし、僕の部屋でコーヒーを飲みながらさ。」


次回は6月25日です。


来週には通常通り火曜と木曜の更新に戻せそうです。


今後ともどうぞよろしくお願いします。


評価をするにはログインしてください。
ブックマークに追加
ブックマーク機能を使うにはログインしてください。
― 新着の感想 ―
このエピソードに感想はまだ書かれていません。
感想一覧
+注意+

特に記載なき場合、掲載されている作品はすべてフィクションであり実在の人物・団体等とは一切関係ありません。
特に記載なき場合、掲載されている作品の著作権は作者にあります(一部作品除く)。
作者以外の方による作品の引用を超える無断転載は禁止しており、行った場合、著作権法の違反となります。

この作品はリンクフリーです。ご自由にリンク(紹介)してください。
この作品はスマートフォン対応です。スマートフォンかパソコンかを自動で判別し、適切なページを表示します。

↑ページトップへ