第十三章の5
あ~
駄目ですね。
すみません。週一投稿にしてもよろしいですか。
よろしいですよね、私このままだと体を崩しそうです。
なので週一投稿に、毎週火曜での投稿にさせてください。お願いします何でもしますから。
「さて、脱線した話を戻すかな。君がすることを具体的に教えてほしい、だっけか。」
麗化が咳払いをし、話を戻す。
「君にしてほしい事は特にないかな。」
「特にない、ですか。麗化さん。」
「化変さん。僕は第四課を早急に潰して姉さんを救出したいです。」
宮が感情に任せて発言するとは珍しい。シカを潰すなんてできるはずがないのにな。
後ろ盾がでかすぎる。無謀ともいえる発言。これが、政府が音を上げるほどの男か。
実際、ストッパーになる者がいなければ潰すために行動に出るだろう。裏をかいて緻密に計画し実行するかは知らないが。
「諦めるかな。少なくとも今は動くべきではない。潰す、ではなく、潰される、かな。確実に。」
今は動くべきではない、か。諦めろ、とは言わないのだな。言っても聞かないことがわかっているからこその“今動くな”か。感情的になっている人が聡明な判断ができるわけがない。いきなり敵の首めがけて無謀な突撃をされるくらいなら、首を取るために諜報員として働かせた方がいい。
そして、本人も敵の倒すという目的を真っ向から否定されているわけでもないため、聞き入れる。
やはり麗化は人の扱いに慣れている。いつかは忘れたが上司とも呼べる人をよいしょして仕事を押し付けたとか言っていたな。
よいしょ、と簡単に言うがそれは難しいものだ。おだてるにも口がうまくなければ成功しない。仕事を押し付けるのが目的なら特に、だ。面倒なことを押し付けられるのは嬉しくないだろう。それを口で相手の自尊心をくすぶり快く面倒事を引き受けさせるのだから。
「でも、足踏みしていると姉さんが。」
「だから言っているはずだ。今は。今は動くべきではない。もしもだ、今銃口を政府に向けたとする。政府はお前を止めるためにいくつもの政策をとり対抗するかな。それこそ姉を盾にしたり。」
最後の一言で宮が硬直する。
これは勝負あったな。
「今は情報が少なすぎるかな。相手を落とすなら情報収集をしっかりして敵の対抗策を事前に潰すべき。よく言うかな“敵の城を攻めるには、まず外側の堀から埋める”と。」
「わかりました。でも、もし姉さんが危険な状態に置かれたなら何が何でも僕は攻めに行きますからね。」
闘志は未だに消えないようだ。俺も家族に危険が及ぶとこうなるのだろうか。そのような状況にならないことを祈るが、もし置かれたなら、せめて賢明な判断ができるようになりたいものだ。
次回投稿は1/15です。




