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1.アデライド

初めまして、宜しくお願いします。作者は豆腐メンタルなので、合わないなと思ったらバックして下さい>< 基本はコメディ調です

挿絵(By みてみん) 

 その日の夜、大型トラックが木造家屋に激突し、一家4人と運転手が死亡する事故があった。ニュースで報じられたのは次の日の朝だ。運転手は酒気帯び運転で意識レベルが非常に低かった。


 家屋は平屋で道場を営んでおり、住居部分が狭くなっていた。


1部屋で4人が眠っていた為、生き残った者が居なかったと、ニュースキャスターは悼ましげに話すが、すぐに次のニュースへと話題を変える。


 私はそんな事は知る由もなく、ただいきなりのヘッドライトと鉄塊の衝撃が最後の記憶。気付けば足元に地面も床もなく、不安定な姿勢で暗い宙を泳いでいた。すぐ近くに居た母にしがみつく。


「何コレ…天国とか地獄とかじゃないよね…下でぼんやり光ってるけどアレ三途の川!?」


 友人が居れば「そっち行っちゃダメだ!」とツッこんでくれただろう。


「あらあら、落ち着きなさい亜紀ちゃん、騒いでもどうしようもないでしょう?」


「ママ落ち着きすぎじゃない!?…ってパパ!!まだ寝てるってどういう神経!!?」


 少し離れた場所に父と妹の早紀の姿を見つけるが、父はまだ寝ているようだ。


 やがてゆるりと渦を巻いて光の方へと流される。


「ちょっとパパ起きてよ~!怖いよぉ!」


 離されて流れていく父の近くには妹が居り、懸命に起こそうとしていた。


 …父の寝穢(いぎた)なさは他に類を見ない程の物だ。妹の早紀は泣きながら父の体を揺すって居たが、父は目覚める事無く、4人とも白い光の中へと吸い込まれて行った――…




「…知らない天井というより天蓋ついてる…」


 家族が並んで眠れそうなほど広いベッド。天蓋付き。断じて私の知るものでは――そう思った途端に流れ込んでくるこの体の情報。


 待って待って早いキツい痛い!頭の中を掻き回すような痛みと不快感に涙が出る。


 サリエル公爵家。双子の妹。私はアデライド。王子が婚約者。目が潰れそうな程の美形。最近もお茶会で、私が癇癪を起こして王子にお茶を引っ掛けた。性格が悪い―。


 他、家族との関係など今までのアデライドの記憶が次々と脳裏に焼き付けられる。


「――ッあァ…っぐ」


 余りの痛みに声が出る。


 聞きつけたメイドが私に大丈夫ですかと声を掛けているようだが、脳裏の情報が勝って聞き取れない。


 というか、お前にはこれが大丈夫に見えるのか!?


 最後に、塵を見るような目で私を見る父リクハルトの映像がぼんやりと見えたと同時に、私は意識を失った。


 眠っている間に情報の整理がされたのか、記憶が馴染んでいく。私はサリエル公爵家の長女、アデライド・フォン・サリエル。14歳。政治的思惑が噛んでいるのか、生まれる前から第一王子との婚約が決定されていた。王派閥が~貴族派閥が~とその辺り色々あったようだが、14歳のアデライドには良く解っていなかったようで情報は曖昧だ。


 だが、自分が選ばれた特別な者であるという事だけは解ったようで、ヒステリー気味の高慢な態度は家族の悩みになっていた。何度もメイドが入れ替わり、今は平民出身の我慢強いメイド、メリア1人しかいない。兄ソラルナは悲しそうに私を見るし、母ラライナも同様。


 父は既に私を見限ったのか、塵を見るような目で私を見るし、必要最低限の会話しか生まれない。


 双子の妹リシュリエールは普通の女の子だった。見かねて注意をしてきたりとアデライドにとっては余計な事をして、アデライドに疎まれていた。


 なんだこれ。マイナスからのスタートか。


 それよりアデライド・フォン・サリエルという名前が引っかかった。確か妹がやっていた乙女ゲームとやらの悪役だった筈だ。脚本家のクセが強く、兎に角死人が多いゲームだったと記憶している。


そもそも初めに見たゲーム画面は絞め殺されるアデライドの姿だった。偶然だと思いたい。正直、横目で偶に見る程度のゲームだったのだ。私の知識は非常に少ない。もしもの時のために、覚えている事だけでも起きたら書き出そうと思う。


 ふと目を醒ますと、メリアが心配そうにこちらを伺っていた。サッと駆け寄り身を起こそうとする私を補助してくれる。チェストに置かれていた水差しから水を汲んで差し出してくれた。


「大丈夫ですか…?」


「え…ええ、今は落ち着いたわ。ありがとうメリア」


 水を干して一息つく間、メリアは大きく目を見開き硬直していた。


「お…お嬢様が…ありがとう…と?」


「え、え何か変だったかしら」


「変です!お嬢様が!!!」


 そのまま父に伝える心算か、じりじりと少し後退った後、飛ぶように駆けて出て行く。


 お嬢様がああああ~!というメリアの声がドップラー効果を伴って廊下に響き渡っていく。


「…そこまでかよ…」


 私は切なくなった。


 医師・母・兄がぞくぞく訪れ、安否を確認される。頭痛も引いたし中身が変わった事以外は問題はないと言いそうになるのを笑顔で誤魔化し、「御心配お掛けしました、アデライドはもう大丈夫です」と何度か繰り返すと、母と兄にハグされる。美形の顔がドアップで迫ってくる。


「やっぱり何かおかしいよアディ。でも体に不調がないなら様子見しないといけないね」


 サラサラと髪を撫で、イケメン兄がこれまたいいお声で心配を口にしてくれる。


「そうね、アディ。嫌な方向におかしい訳ではないのだから、様子見しましょう」


 美女の母が胸のメロンを押し付けてくる。正直呼吸が苦しい。


 ――父は来なかった。


 確か、父は裏社会と繋がり、禁制の麻薬を取り扱った事と、隣国の公爵と繋がって情報を渡していた事から一家連座で斬首になるEDが合った筈だ。正直、どう接していいのか解らない。


母や兄はこの事を知らないまま連座になった。14歳の子供がどうこう出来る問題とは思えないが、歩み寄る事で違法取引の書類などの証拠を探し出す事は可能な筈だ。隙を見て少しづつ証拠を集めて王家に陳情し、連座だけでも回避しなくてはならない。


 ついでに死亡EDの1つとされる第一王子との婚約も破棄できれば良い。できれば攻略対象とやらにも近づきたくない。


「丁度お前と同じくらいに、リシュも倒れて、本当にどうなるかと思ったよ。リシュももう大丈夫だと言っていたが…やはり少し様子がおかしいんだ。」


「そうね…リシュも嫌な方向におかしい訳ではないのだけど…」


 不安そうに顔を合わせる二人。


 リシュとは私の双子の妹のリシュリエール・フォン・サリエルの事だろう。


「2人とも、調子が戻るまでは寝ておきなさいね」


と言い残し、部屋は私一人だけになる。…「本物」のアデライドは消えてしまったのだろうか。



 ベッド脇の小さなデスクに向かい、羊皮紙に、念のため日本語でメモを取る。


「ええと…攻略対象は…全員は覚えてないわ…」


 第一王子、シュネー・エル・ラスキア・ド・トルクス(私の婚約者)


 公爵で眼鏡の青年


 保険医


 異国の留学生、第一王子、黒曜


 と、あと2~3人。


 黒曜は妹の推しであるためある程度は知っている。全員を攻略したハーレムエンド後の2周目に出てくるキャラで、神の血を引いている王家を擁する東の国の第一王子だったと思う。非常にバッドエンドになり易いキャラで、細い正解の選択肢を間違いなく辿る必要があるのだと妹が言っていた。


冗談じゃない。絶対に近づきたくない。顔は確かにキャラ中で一番神懸かった容姿をしていたが、そうだとしても差し引きマイナス。


 というか、ゲーム内なら兎も角、現実でハーレムエンドとかちょっとドン引きだ。身の丈に合った誠実な男性が1人居ればそれでいいんだよ。


 一先ず顔が良すぎる人には近づかないで居よう。


 ちら、と脇に置かれた姿見を見ると、睫毛バシバシの凄い美少女が写った。


 やだこれ私!?幼女から少女への過渡期なんだろうが、あやうい色気と美が同居している。少し吊り目気味で気の強さが前面に出ているが、差し引いても美少女だ。周りの評価を何とかしないと、折角の美少女が台無しである。


 家族や使用人、婚約者。誰をとっても迷惑しか掛けていない。


 ここは私のスペシャルな技で以って謝罪をするしかない…!



「お嬢様。晩餐には出られそうですか…?」


 そっと顔を覗かせるメリア。


 晩餐と言えば家族が揃っている筈。このチャンスを逃す訳にはいかない。


「出るわ。着替えを手伝ってくれるかしら」


「はい!」


 自分で着替えたいけど、ドレスなんて一人で着れる気がしない。


 今後も何かあっちゃ着替えるこちらの流儀に合わせる事を考えるとげんなりする。


 何はともあれ、これは戦闘服だ。


 着替えが終わると共に気合を入れる。


 急ぎ足でダイニングへ向かい、その入り口目掛けて、飛び込み前転からのスライディング土下座。座標をしくじる事無く綺麗に決まった。


「今まで!!すいませんでしたアァ――!!」


「「アディ!?」」


 父はぶるっと肩を震わせ、小刻みに笑っているのが伺える。


「何だその珍妙な格好は…亀の真似か?」


 よし、リアクションを引き出しただけでも儲けものだ、予想とは違うけど。


「あらあら亜紀ちゃん。ダメよ、こっちの人には土下座の意味が解らないわー」


「「リシュ…?」」


「…美鈴ママ…?」


 当面秘密にしていようとしていた事が一瞬でバレた。



「…で、お前たちが倒れたのは、前世の記憶が蘇ったから、と言う事で良いんだな?」


 美鈴ママとは小声で打ち合わせ済だ。多分コレが一番穏当な理由ではないだろうか。


 アデライドは消えました、というのでは私達がこの体を乗っ取った事になる。


「これまでの事は覚えているのか?」


「あ、はい。王子に紅茶を掛けました」


 父の顔が苦虫を噛み潰したような表情になる。


「…まあいいだろう。お前達は引きずられて前世とやらの性格になっているようだが、徐々に元の性格に戻る、という事はないのか?」


「…ないと言い切りたいですが、ありえなくはないです。」


「アディ。お前は今のままで居られるよう死ぬ気で維持しろ。来年シルドラージュ学園に入るまでに礼儀を完璧に学べ。あとドゲ…ザ?は二度とするな」


 リシュは以前のままで良かったのだが…と口の中で呟いてるの、聞こえてますから。


「はい…善処します…」


 なんて事だ。王子に土下座できない。どうやって謝意を伝えればいいのだろう。一国の王太子に金色の菓子は流石に出来ないし。


 ようやく晩餐が始まり、やたらと豪華なメニューが、フルコースで少しづつ出される。


 これ太るやつですね、解ります。父直伝の訓練メニュー3倍にしないと。


 あれ。頭の中でアラートが鳴ってる…このデザート、毒入りだわ。


「食べちゃダメです、このデザート毒盛られてます。」


 皆がキョトンとこちらを見る。こちらの世界に来て、スキルが生えたようだ。


 転生特典なんだろうか。


「ステータスオープン」



アデライド・フォン・サリエル(盤倉 亜紀)14才/女


レベル1

HP101/MP520

力10

体力21

精神力61

知力104

忍耐26


徒手空拳7

刀剣術5

礼儀作法1

毒探知2<new>

毒無効1<new>

闇魔法<未取得>

緑魔法<未取得>


 前世で父に習った武術も持ち越せたようだが、力低すぎないか?


 このステータスで一番高いスキルが武術なのは何か違う気がする。魔法向けだね。


 しかし適当に口にした筈が本当にステータス画面が出るとは…ゲームっぽいな。


 魔法あるのか。この世界…それなら学びたい。魔女っ子になりたい。


「ステータスが見れる…だと…。教会めに毎回布施を渡していたが、黙っておったのか」


ムッとした顔で零す父。だが、何度父がステータスオープンと唱えても画面は出ない。しぶしぶ納得したようだ。母、兄、共に出ず。


 リシュもステータスオープンと唱えたようだ。画面が出ている。



 リシュリエール・フォン・サリエル(盤倉 美鈴)14才/女


 レベル1

 HP60/MP400

 力5

 体力10

 精神力254

 知力104

 忍耐45


 調理9

 礼儀作法6

 癒し手(精神)2<new>

 鑑定1<new>

 生活魔法<未取得>

 土魔法<未取得>



「光魔法ではない癒し手…?精神的なものだけ、と言う事か…。それにしたって常識の埒外だ。――なるほど、異世界からの転生者、と言う事か。――それで鑑定というのはなんだ?」


「父上を鑑定しても、良いと言う事ですか?」


「そうだ。鑑定してみろ」


「では―…鑑定!」


 ステータスとは違う色に輝くボードが映し出される。



 リクハルト・フォン・サリエル 36歳/男


 レベル15

 HP360/MP120

 力150

 体力100

 精神力58

 知力138

 忍耐35


 剣術4

 礼儀作法10

 生活魔法8

 火魔法5


 ※最近汚職に手を染めた為、賢人のスキルを失った。



 教会で受けるステータスの表示にはない、賞罰の項目があるようだ。


「「「な…っ」」」


 もう汚職野郎だったとは。しかしこれだけ家族にバレて続けられる筈もない。父は目を見開いて冷や汗を掻き、顔色を変えている。


「あらあら…良いスキルをお持ちだったのに、スキルとは無くなる事もあるんですねえ」


 緊迫した空気の中、小首を傾げた妹がおっとりと発言する。


「っやめろ、もう仕舞ってくれ、頼む…」


 がくりと膝を落とした父の上からステータス画面が消える。


「汚職、とはなんですのアナタ?」


「父さん…尊敬して目指してたのに…」


「待て、待ってくれ…私は領地をもっと豊かにしようと…」


 この期に及んでまだ言い訳しようと足掻く父に、私はため息を吐く。


「麻薬の密輸・密売で領が豊かになっても国単位では害でしかないでしょうに」


「「「麻薬!?」」」


「何故…それを…」


 顔色は既に白くなっている。搾り出すようにしわがれた声が問う。


「秘密です」


 出来る限りのキリッとした顔で告げ、続ける。


「もう、しないって約束できますか父上。でないとシュネー様経由で王族に訴える事になってしまうのですが…」


「国、王…解った、やめる。手を引くと約束しよう…」


「絶対ですよ?でないと抜き打ち鑑定しますからね、父さん」


「……」


「アナタ?返事はハイでしょう?」


「…はい…」


 家族全員に叩かれ、父は涙目だ。いつもの威厳は何処行った。幸い、禁止薬物をまだ仕入れたばかりで売っては居ないという。ギリギリの水際だ。


 今までサリエル家の父には冷たさと威圧を感じるばかりであったため、この姿は予想外だ。しかしここまで言われては今後父はあらゆる汚職から手を引かざるを得ないだろう。スキル賢人が戻るまで家族に警戒され、抜き打ち鑑定を受ける事が決定してしまったからだ。


 国からの一族連座はなくなった、と思っても大丈夫かしら。


 美鈴ママGJ!


 ――さて、汚職騒ぎで忘れられてそうな毒の件、確り調べ上げましょうかね。


 使用人を一列に並ばせ、全員をリシュが鑑定。おやおや1人この国の者じゃない人がおりますね。


 ※隣国エスタークからの間諜。下手を打って執事のセバスに父と薬物取引の会話を聞かれた。何処まで漏れたかが不明の為、全員を殺して引き上げる予定だった。



「「「セバス?何故言ってくれなかったの…?」」」


「話した相手が死ぬ可能性が高く…。相手が主でなければ、主に相談したかったのですが今回はそれも出きず、誰に打ち明けようか、もしくは一人で殺される覚悟をするか迷っておりました…」


 セバスは元孤児だ。雑用係として最下層の使用人から、父に見初められて執事にまでなった。その恩もあり動けなかったという。


 案の定、セバスの持ち物や飲み物に毒が仕込まれていた。この間諜は父とセバス以外の人間も平気で殺そうとするほど用心深いのだ。


 殺人未遂として国に突き出してもサリエル家のあることないことを告発され罪から逃れようとする恐れがある。


「…解りました。私が責任を持ってこの者を消します。」


 母がぱしん、と扇を畳み、扇の先で間諜の顎を持ち上げる。間諜はバレたからと言って自害するほどの愛国者ではないようだ。ガクガク震えながら頭を振り、猿轡と縛り上げられた体をどうにかしようともがいている。仮にも公爵家だ。草を使っていても不思議はない。彼は居なかった事になり、ひっそりと埋められるのだろう。関連書類も燃やしてしまおう。


「父さんは仕入れた薬物を危険なく廃棄する方法を私と考えよう?どっちも父さんが元凶なんだから、それくらいはするよね?」


「…ああ…すまん…燃やせないがどうにかしてみよう…」


 セバスの持ち物などに仕込まれた毒は、毒無効だけじゃなく吸い取れないかうんうん唸りながら毒に触れていると毒吸収1が生えた。スキルに関してはイージーモードなのだろうか、このゲーム舞台。当然全ての毒を吸収して毒吸収2に上がったよ。


 なんだろうこの…転生1日目にしてどんだけ修羅場なの。この後はもう平穏だよね、平穏って言って!



お父さんがなかなか出てこなくて申し訳ない…3話目に登場いたしますのでそれまで読んで頂けると嬉しいです

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― 新着の感想 ―
一話目から面白すぎませんか?? いきなりチート級の力がと思いきや、即座に家族の危機まで救う! 「アナタ?返事はハイでしょう?」 この無言の圧力が怖い(笑) もうこんな面白いの読むしかない! 先に☆と…
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