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騎士ごっこじやないの!

オリビアは金属の指輪を拾った。


海辺に落ちていた割に錆がない。


海の水で洗うと鉄のように輝いた。


左手の人差し指につける。



……少女よ体を鍛えるのです。



オリビアは指輪を砂浜に叩き付け、家に走った。


「うわぁ! 呪われる! おかーさまーぁ」



……体を鍛え立派な騎士を目指すのです。



家のドアを開けて自分の人差し指に指輪があることに気づく。



……私は騎士として生き、騎士として死にました。ただ大事な人を守れなかったことが心残りだったのです。世に悲劇を繰り返さないため、少女のための武術道場を起こし発展させるのが私の願い。さあ、少女よ体を鍛え立派な騎士を目指すのです。正しい鍛錬は人生の困難の九割を解決します。



「おかーさま! 大変! この指輪が騎士になれってささやくの!」


「あら、オリビア、今度は騎士ごっこですか?」

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