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【詩集】Shangri-La

また夏が始まった

作者: 野鶴善明


雨上がりの街路樹に響く

今年初めての蝉の声

夏の扉を開けて

賑やかな夏がはしゃぎ出す

太陽へ向かって

もっともっと輝けと

訴えかけるよう


東京の暮らしはどうですか?

慣れてしまえば

なんてことはないでしょう

東京はすこしばかり

せわしいけれど

どんな街でも

人の営みに変わりはないのです


帽子をかぶって

木陰を歩きましょう

この道を抜けて

いつものショッピングモールへ

夏休みの旅行に持っていく

小さなリュックを一つ

それから

あなたのスカートを

買いましょう


華やかな街の片隅で

大切なあなたと二人

穏やかに暮らすことができれば

なにも言うことはありません

あなたが倖せそうに

ほゝえむ時

僕の心は満たされます


雨上がりの街路樹に響く

今年初めての蝉の声

あなたと二人

いつもと変わらない

夏の扉を開けて


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