⑫名称表示
ゴキブリは本体の見た目だけでなく、字面的にもそんなに良い印象がないなと思った。カタカナ表記以外にすれば印象も少しはマシになるのではと思った。だから我慢できるゴキブリの名称表示について考える。
①ごきぶり
カタカナのゴキブリから平仮名に変えることで柔らかさが出てくる。カタカナの場合は少しカクカクとし過ぎているが、これだとゴキブリも柔らかそうに思えてくる。だからいいかもしれない。
②GO kiburi
英語表記やローマ字表記にすることで一気に異国感というか、特別感というか、そういうものが溢れてくる。GOという前向きな言葉の効果もあり、明るさも出ていて良いような気がする。
③5キブリ
ゴキブリの『ゴ』を数字の『5』に変えることで、ゴキブリの本来の印象が薄れる。『ゴ』が消えただけでカッコよささえ出てきたような気がして、いいかもしれない。
④五期振り
ゴキブリはオバケに次いで部屋に出てほしくないもの二位くらいだと思う。だから本当は出てほしくないが出ても五期振りくらいのスパンは空けてほしい。そんな願いを込めるようにこの表記にすれば、何か変わる気がする。
⑤⊃¨≠ゝ" '」
既存の文字を使用したところで、効果が目に見えている。これだけ独特で可愛くて踊っているような、他にはない表記なら、きっと漫画やアニメのキャラクターを見るような目で、ゴキブリに向かうことが出来ることだろう。
⑥剛鬼武璃
黒くて堅そうなゴキブリだからこそ、本来のイメージをもっと濃くするのも良いのかもしれない。暴走族たちが『ヨロシク』を『夜露死苦』と表記するように、ゴキブリをこのような暴走族表記にすれば、気持ち悪いイメージに関してはスパッと消えると思う。
⑦御貴鰤
やはり敬うような表記をすれば、自然とゴキブリの評価も上へ上へと昇るような気がする。『御』や『貴』を入れることで一気に高級感が増し、『鰤』とすることで一気にゴキブリ感が減って、良い感じになっている気がする。
最終的に一つに決めるとしたら、『⊃¨≠ゝ" '」』だろう。やはりいくら本来からある文字に頼ろうともイメージの向こう側は見えることがなかった。しかし記号を組み合わせて新たな文字を生み出すことで、可能性を広げることが出来た気がする。今後、ゴキブリのことを何かに表記する日が来たら、ぜひ【⊃¨≠ゝ" '」】を使ってもらいたいものだ。




