ミーチュー
投稿遅れてすみません
「ぐぁっっっっっ!!バッシャーーン!!!」
天空から落ちたのか着地地点がどっかの川だった、そのせいで全身がびちょびちょだ。
まぁこの服装で人間界にいるのはおかしいと思われるだろうからいいが、早く借家とやらにいかないと
2分くらいしてそこらしき場所が見えてきた、その時後ろからの視線を感じ、振り向く
「あ、大丈夫です...か?」
後ろには高校生らしき女の子がいた
「大丈夫.......ですっ...」
慌てて自分の家となる場所にもうダッシュして行き、家に入った
危ない所だったもう少し話していたら身元がバレるかも知れなかった、と言っても初めてきたのにバレるわけないか...
「あーあ、全身びちょびちょだけど辛うじて荷物だけは濡れずに済んだか〜、てか俺ら空に住んでるのになんで飛べねーんだ」
そうな愚痴を言いつつ濡れた服を洗う
洗濯機を使って
懐かしい代物だ
妹が《パワー》を使えるようになってからは全く使わずホコリだらけだったからだ
そんなこんなで明日は火曜日で学校だから色々と準備をしなくてはならない、まず親から貰った手紙がある
「家に着いたらすかさず読んでね」
と言われたので読もう
内容はこうだ。
人間界では当然名前を変えなくてはならない。
だからこれからは「天内 雷㭔」という名前で過ごしてくれ
ほう、天空界では全くもって聞かない名前だもっといい名前が無いのかと思ったがよくよく考えても思いつかなかった、だからこれでいいだろう
それと他にも色々と書かれているが今は詳しく見ないで良しとしよう
何もすることがない。暇だからテレビをつけよう
ポチッ
「速報です。今日午後3時22分に、雪葉命高校で女子高生1名の立てこもりが発生しました、犯人はこの学校の教師、真坂直矢容疑者の犯行だとのことです」
なんて物騒な事件だ、今の時間は3時23分。
ちょうどさっき事件が起こったって訳か
「ん!?ヨ キ ハ メ イ コ ウ コ ウだって?!」
慌ててさっきの手紙を見る
そこにはこう書かれている
「テンペ...いや、雷㭔が転向する学校は《雪葉命》高校だ」
なんてことだ...俺が行く所が事件現場ではないか
う、ちょっと待てよ...さっきの女子高生...もしかして
これは行かざるをおえない
ガチャ
「ラッキーッ、雨は止んでる今のうちに行かねぇと、えっと方向はと...」
ハァハァハァっ...
行こうとした途端ある男がこっちに走ってきた
見た目は近づいてくるうちにわかったショートヘアでイヤホンを着けていたそしてかなり息が荒い
あっ服装が制服だ、しかもさっき会った女子高生と同じ制服
「ねぇ、君!どこに向かってるの?」
「せっぱに向かってる所だよ今は事件起こってるじゃん、それを助けに行こうかなと」
せっぱ
おそらく雪葉命を略したのだろう、しかし救いに行くとはかなり勇気のある人間だ
それに気になった点がある。
なぜか片手に長い棒のような物?と筒状のケースを背負っている
「ああなるほど」
彼は急いで行ってしまった
ここは後を追って学校まで行くっきゃない
数分かけてやっとついた、ここが高校か。
初めての対面がこんなのとは..
うわ、もう警察が張っているではないか、どう行ったらいいんだ。考えているとさっきの男子生徒がとある方向へと走っていっていた
あ?!裏口?何故バレない。こっちは通り放題だ
確かに草とかが生い茂ってて警察の応援が少ないのは分かるがここを見落とすとは。
まぁ良いとりあえず侵入と
「一体何処に行こうとして..って」
なんと体育館に入っていったここで声をかけ協力すべきか。
なんとかしてもらうか...でもさっきの女子高生は俺が直前に会っていたとしたら俺の責任もある気がする
後を追って協力すべきだ
「あのぉーこんちは」
「あ、さっきの..何故ここに?」
「いやぁ俺も助けにきた、それと君がしている女子高生の助けの助けにもしにきた」
訳の分からない事をいってしまっている気がするが
それはありがたいと感謝された、ここからどう動くか
ん?!こいつはなんだ、何故頭髪が黄色いんだ顔からして見れば同級生くらいのはずだが、ヤンキーなのか?
俺が和弓で犯人を撃破しようとしているのの何の協力をするのだ、感謝したはもののすることあるのか.....?いやそれより名前を聞いてから話そう
「名前は?なんなんだ?」
聞いてみると彼は天内雷㭔と言うらしい。
こんな珍しい名前なのにこの学校で一回も聞いたことは無いが...
名前を聞いてきた、これで相手も名前言わないといけない権利ごできた
「それじゃあ逆に聞くけど君の名前は?」
「藩士駈っていう名前だ」
ほう...これからはかけると呼ばせてもらおう
天内雷㭔
はテンペストからとってます。天=テンで、㭔=トです
そして天界から来たから天内。テンペストと言ったら雷だから雷が入ってる。こういうことです