第13話
少し遅れました。
ほのぼの系で行きたいので展開が遅いかも知れませんがよろしくお願いします!
「ラオシャン様が根元に居る間はこの樹が光を放っているのを知っているのでしょうか。他の者は近くに寄ろうとすると、妨害が起きる為最低限の草むしりしか出来ませんのに。まぁ、ラオシャン様と共に居る場合は触れることも出来るのですがね……」
『ラオよ、お主権能が目覚めるのは何歳になったときなのじゃ?』
『確か……5歳の誕生日に連絡がくると言われたな。何でこんなこと聞くんだ?』
『うむ、実はのう。神龍がお主を紹介しろとうるさいのじゃよ。もし、紹介するならば神気が落ち着いている権能が目覚める前が望ましいのう。権能が目覚めると、そこからは常に神気もその他も変化してしまう。』
『神龍?って何だ?』
そう聞くと、メリアージュがしばし待てと呟き、神龍についての情報が脳内に流れてくる。
簡単に言うと、龍の神か。神格としては神樹と同じ下級に位置する神で竜族をまとめる役目をしているらしい。
『うーん。いつでも良いが、誕生日まであと1年しかないから早めに頼むぞ?』
『わかっとるわい。神龍に連絡をしておくからの、準備出来次第ゲートを繋ぐぞい。おそらく繫がりを持ちたい理由は我と同じじゃわい。』
「らおさま!らおさま!そろそろご飯のお時間ですよ!」
身体を揺さぶられる感覚でメリアージュとの繫がりが切れる。
「おはよう。ステフ母上とのお話は終わったのかな?」
「はい!もちろんです!あ!でも今日はお義父様からお話があるそうなので、早めに来て欲しいと言われました!」
たぶんマリアンヌの件かな?帰ってくると言っていたし。
「分かったよ。さぁ、行こうか。また来るねリトルメリアージュ」
「さて、お前達には伝わっていると思うが、来週マリアンヌが学院より春休みで帰ってくる。それに伴いマリアンヌの15歳とシャルア10歳の誕生会を予定している。その準備でお前らには色々と手伝って貰うから、よろしく頼むぞ。まずは仕立屋を呼び採寸からだ。」
「あなた?説明不足ですわよ?その誕生会では貴方達と同世代の子供達が来るからお友達を作りなさい。所謂社交界デビューってものね。王族の方々もいらっしゃいますから、心して準備なさい?」
うげ、社交界か……同年代なんてステフとしか話したこと無いぞ?ちゃんと話すこと出来るかな。
「母上、質問なのですが。その誕生会は我々の婚約者も出席出来ますか?」
おや?シャルア兄さんから質問が飛ぶが普通婚約者の紹介も含むのでは無いのか?
「それに関してはもちろん参加して頂きます。それにアディの婚約者探しの場にします。アディ?良き相手を見つけなさい?」
「は、はいなんですね。分かりましたね。」
それからもろもろ話し合い、意見の交換が終わった頃にニコライより解散と言われる。
そこから仕立屋の待機する部屋に連れて行かれ、身体中の採寸をされる。
なれない作業に、シャルア以外は辟易とした表情を浮かべていた。
「はい!この後皆様引き続き準備をおこないますので気合いをいれなさい!」
そこから数日間準備に走り回った。




