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ゴミ捨転移  作者: ヨーグルトのふたの裏についてるアレ
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lリサイクルの日に転移した件

親に「あんた、いい加減週刊誌捨てないとあんたを捨てるよ」と言われ、俺は読み終わった雑誌を縛ってキャリアーに乗せて持って行った

あれ、ゴミ捨て場ってこんなに遠かったっけ?って思ったときにはもう異世界に転移してた

なんで異世界だってわかったのかって?そりゃあ尻の下にスライムがいたからよ。転移した時に踏みつぶしたっぽい

「ステオプ」と、定番の呪文を唱えてみたものの何も起こらず

ズボンに染み込んだスライムが気持ち悪くなって立ち上がると、少し離れたところに街が見えた

俺は雑誌を運びながらそこに向かう

こんなもんでも売れば金になるかもしれないからな


街に入るとすっげえじろじろ見られたけれど、門番とかはいなくて助かったぜ

街の人のひそひそ話の内容は聞き取れるので、言語チートはあるっぽい

とりあえず道具屋っぽい店にはいり「これを売りたいんだけど」て雑誌をカウンターに置いたらおっさんが目をむいた

で、そのまま領主様のところに連行


「貴様、この魔導書をどこで手に入れた!!!」

と裸で槍を突き付けられた俺に聞くのは貴族のおっさん

「魔導書?」

もしかして雑誌が魔導書なのか?

読んだら魔法が使えるとか??

漫画を全部読み終わってる俺なら、ゴムゴムのって唱えたら、腕が伸びたりするのか????

だけど今の俺に必要なのはゴムゴムじゃないな


「インビジブル!!!!」

この前連載の始まった透明戦士の漫画の主人公の呪文を唱えてみる

貴族のおっさんが「まさか転移呪文だとぉ!!!?」とか言ってるので成功したっぽいな

俺は透明のまま迷惑料として貴族の金銀財宝漁ってから次の街に向かうことにした

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