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今日も平和です
日も暗くなり、ジャンプ靴に慣れたゴリえもんは
宝箱に向かった。茂みの中を歩き続け静かになった山。
蜂はもう出てこないと思い、防具を外して助走をつけ
力いっぱい跳んでみた。すると宝箱まであと30センチという
ところまでいった。
そのまま崖にしがみつき重いからだを持ち上げ、
とうとう崖を登り切ったのである。すぐ横には宝箱があった。
箱を開けようとしたが開ける所が何もない。
持ち上げようとしても地面にくっついているかのように動かない。
ゴリえもんは少しイラッとして宝箱に何回か蹴りをいれた。
「ガン!!ガン!!」
頑丈で足が痛いだけだった。ますます中が気になる。
別に鍵穴があるわけでもない。本当に蓋も何もないただの箱である。
ゴリえもんはポケットから紅茶花伝を出し飲み始めた。
試しに紅茶花伝を宝箱にかけてみた。やっぱり何も起こらない。
無駄骨だったなぁと思いあきらめて帰ろうとすると
いきなり宝箱が震え始めた。




