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8/15

8・アイドルはヒーロー?

行為はありませんが、人によっては少し過激だと思えるシーンも含みます。

R-15ほどではないので、安心してお読みください。

目が覚めると、そこは倉庫のようなところだった。 

 バスケットボール、コーン、得点版などが置いてあるのを見て、すぐにそこは学校の体育倉庫だと分かった。

 


 「やっと目ぇ覚めた」

 


 そう言ったのは、さっき優愛に話しかけた、あのギャルグループと数人の男達だった。

 

 

 

 


 「な…何なんですか?どうしてこんな事を…」

 

 

 

 


 「お前さぁ、ムカつくんだよ。愁様にちやほやされだからって調子こいてんじゃねーよ」

 

 

 

 

 そう怒鳴られ、隅のほうに突き飛ばされた。

 

 

 

 


 「あんた達、好きにヤっちゃっていーよ」

 

 

 

 

 

 


 そう笑いながら、男達に言った。

 


 「うわぁ、楽しみだなぁー。誰からヤッちゃう?」

 

 

 

 

 


 「ジャンケンできめよーぜ」

 

 

 

 

 


 男達は口々に笑いながら、ジャンケンをしている。

 

 

 

 

 


 「よっしゃ!俺いっちばーん」

 

 

 

 

 


 ジャンケンに勝ったのは、一番大柄な男だった。

 

 

 

 

 


 「助け…て…」

 


 

 

 そう泣きじゃくる優愛をよそに、男は慣れた手つきで優愛を下着一枚にしてしまった。

 犯される!そう思ったその時、体育倉庫のドアが勢いよく開いた。

 


 「お前ら、優愛に何やってんだよ!!」

 


 そこには、普段からは想像できないような険悪な表情の愁様が立って居た。

 そして、下着一枚にされた優愛を見た途端、彼の目の色が変わったような気がした。

 彼はあの大柄な男の前に歩み寄り、胸ぐらを掴んだ。

 優愛は何とかそれを止めようとして、とっさに彼の背中に抱きついていた。

 


 「も…ういいよ。帰ろ?しゅ…愁」

 


 そう言われた愁様の顔は穏やかなものに戻っていた。

 そして、微笑みながら頷いた。


読んでくださってありがとうございます^^


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