1・アイドルは甘すぎる
「今日も疲れたなあ…」
と部活の帰り。今日で16歳になる紀藤優愛は溜息をつきながらつぶやいた。
こんな日は愁様の写真を見て癒されよう!
そう思っていた。
愁、多田愁は今、人気急上昇中のアイドル。優愛が一番ハマっているアイドルだ。
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気が付くともう家の前に着いていた。家には明かりがついていた。しかし、今日は両親ともに仕事のはずだ。
優愛は怖くなって、近くにあった箒を手に取り、恐る恐るドアノブに手を掛けた。そして、勢いよくドアを開けた。
その途端、突然誰かが私に抱きついた。
「きゃあっ!?」
「やっと会えた。優愛」
なめらかで美しい声に思わずうっとりしてしまった。
「だ…誰ですか!?」
すると、その男は顔を上げた。長身で栗色の天然パーマがかかった髪、筋の通った鼻筋、くりっとした茶色の瞳。
それは正真正銘、多田愁だった。
「しゅ…愁様!?」
「ふふ。僕のこと知ってるの?」
整った顔が親しみのこもった笑みになる。優愛はまたうっとりしてしまった。
すると、そのまま冷たい床に押し倒されてしまった。
「随分、見ないうちにめちゃ可愛くなった」
甘い声で耳元に囁かれた。その声にまたうっとりしてしまった。
そして、彼は優しくおでこにキスをした。
「赤くなってる。かわいい」
そう言った後、唇にキスをされた。甘いキスだった。
そのまま、首筋にキスマークをつけられた。
「優愛は僕のものだから、誰にも触らせないよ」
優愛はその言葉の意味が分からず、頭の中で考え込んでしまう。
ふと、彼を見ると、私の服のボタンを外している所が目に入った。
「や…やめっ」
頭の中が真っ白になった優愛は彼を平手打ちしてしまった
「なにやってるんだ?」
その途端、ドスのきいたお父さんの声が響き渡った。
初めてのラブコメ挑戦!!
続きも書くので、読んでください!!




