大切な二日間
目を覚ますと、、、、、、、、、、、、、
ここは、、、ここはどこだ、、、、、、。
「ジョージ?ジョージ?!あっ!ジョージが目を、、目を覚ましたわ!!あぁー良かったー!」
僕の周りには父さん、母さん、トーマス、ビリーおじさんがいた。
みんなとても嬉しそうに僕を見ていた。
母さん少し泣いてる?
「母さん、、、父さん、、、トーマス、、、ビリーおじさん、、、、、。」
「ジョージここは病院なのよ。分かる?
学校から無断欠席してるって連絡があって、家にもいないし、ビリーおじさんに聞いたら隣り町へ送った言うじゃない!
心配してみんなでジョージを探しに隣り町へ行ったの。
そしたら血を流して河川敷で倒れているところを見つけたのよ!
もうとっても心配したのよ!
気を失ってから二日間も目を覚まさないんだもの、、、。このまま目を覚まさなかったらどうしようってみんな本当に心配したんだから!」
母さんに続き父さんも話し始めた。
「そうそう!ジョージを見つけた時ドロドロでなー!
顔に猫のフンがべっとり付いてて、救急車を呼んだは良いけれど、窓は嵐で開けれないしフンの匂いが充満していて本当に人生であれは1番最悪なドライブだったよ!」
「え?!今、、、何て言った?!」
「だから猫のフンが顔にべっとり付いてて、、、」
「違うよ!!母さんが僕が二日間も目を覚まさなかったって、、、、」
「そうよ!あなた二日間も眠っていたのよ!」
「うそ、、、うそだろーーーーーーーー!??!!」
やってしまったーーーーーーーーーーーー!!!!
大切な大切な二日間を僕はただ眠ったままだったなんて!!
てことは、、、、、、、、
明日地球が滅亡するってこと?!?!!?!!
こうしちゃらいられない!!!
今すぐ、、、、、今すぐ帰ろう!!!
ここからとりあえず出なくては!!!
僕は勢い良くベットから起き上がった。
「イテテテテッ!!!」
頭を思いっきりぶつけてしまったから何針か縫ったんだろうか、、、。
包帯がぐるぐる巻きになっていて頭が痛すぎる!!
いや、、、これは、、、頭だけじゃない!!
体も坂から転がり落ちたせいで、、、あと大男に殴られたっけ?そのせいもあってもう僕の体は全身打撲状態だ。
「体が、、、体が痛い、、、。」
「ダメよ!!まだ動いちゃ!傷口もまだ完全じゃないんだから!!」
「何で、、、何でこんなことに!!本当に最悪だ!!
でも、、、、、でも、、、、、僕はこんなところでじっとしている場合じゃないんだ!!
こんなところで一生を終えるだなんてまっぴらごめんだ!!てことでもう帰るから!!」
「何を言ってるんだ?!ジョージ!頭を強く打っておかしくなったんじゃないか?!」
「いいや!!僕は正気だよ父さん!!」
僕は引き留める父さんの頭に手をやり父さんのカツラをもぎ取って窓の外に思いっきり投げてやった。
父さん!ごめん!!
でも父さんの気を僕から逸らすにはこれしか無いと思ったんだ!!
本当にごめん!!
でもこの方が父さんに似合ってるよ!
ビリーおじさんとやっぱり兄弟だけあるよね!
「うわーーーーーーーーー!!??!!?!??
なななな何を!!何をするんだー!!!
ぼぼぼぼ僕の、、、僕のカツラがーーー!!!
あれはボーナスで新調したばっかりの新品の高級カツラだって言うのに!!
ひどいじゃないかー!!ジョージ!!絶対許さないぞー!!あっ!!誰かが拾った?!僕のカツラを、、、
見知らぬ爺さんが、、、被った!!信じられない!!おいおいおいおい!!こうしちゃいられない!!僕のカツラを返せー!!!」
父さんは大急ぎで自分のカツラを見知らぬ爺さんから取り返しに行ってしまった。
よし!上手くいったようだ!!
「あっ!!マイケル!!どこ行くの?!もう!!
なんてことなの!?恥ずかしい!!本当に情けないわーーーー!!」
と母さんが泣いている隙を見て病室を出ようと試みた。
がしかーし!そこにはビリーおじさんが立ちはだかっていた。
「観念するんだ!ジョージ!!いつもは味方でいたけれど今回ばかりは助けてあげられそうにない!!」
「ビリーおじさん!そこをどいてくれ!!」
「いいや!どかない!ジョージお前のためだ!!」
「あぁ!そう言えば今外にいる若くて綺麗な美人看護師さんがビリーおじさんのことイケおじだって言ってたよ!」
「なななななんだってーーーーーー?!?!!!」
ビリーおじさんはまんまと騙され病室のドアを開けて廊下へ急いで出て行った。
その隙にすかさず僕は廊下へと出て、、、、
「どこにいるんだ?あの子かな?!
ねぇ!そこの君!僕のことイケおじって噂してたんだって?聞いたよ!照れなくたっていいさー!」
「何なんですか?!気持ちわるーい!!そんなこと言う訳ないじゃないですか!!」
「ジョージ!!」
あっ!!ヤバい!!
おじさんはすぐに気づいて僕のことを追いかけてこようとしていた。
でももう遅いよ!!
あのナースステーションを通り抜ければ、、、、、
「患者様!!どちらに行かれるのですか?!勝手に出られては困ります!!お部屋へ戻ってください!!」
数名の病院スタッフに騒ぎを聞きつけられ止められてしまった。
もうこうなりゃ強行突破をするしかない!!
何か、、、何か手はないか??
くさっ!!えっ?この物凄く臭い匂いは一体どこから?!
これは、、、これは僕から匂っている!!
しかもそれは口の中から匂っている!!
これはこれは、、、!!
猫のフンだ!!
あの時ちゃんと口を閉じれてなかったのかー!!!
意識し出したら猛烈に臭く感じる!!!
よし!!これを使うしかない!!!
これはきっと神様からのギフトに違いない!!!
僕は思いっきり息を吸い込み思いっきり病院スタッフに向けてこの猫のフンの匂いのする地獄のような息を吹きつけてやった。
「うわーーーーーー!?!?!くさい!!!」
病院スタッフたちは一気に僕から離れて行った。
「なななな何だ?!この地獄のような匂いは?!」
「この男!危険物を放っているみたいだ!!
これは危険だ!!すぐに警察を呼ぶんだ!!」
警察?!なんか良く分からないけれどとってもまずいことになってしまったようだ。
もう早くここから逃げないと!!!
でも後から来た警備員に押さえつけられていて身動きが取れない!!
僕は暴力は嫌いだけれどもう仕方がない!!
思いっきり警備員の手に噛みつき息を吹きかけ大暴れして思いっきり走ってその場から逃げた。
「待ちなさーい!!ジョージ!!いい加減にしないか!!」
「あの男を捕まえろーーー!!!」
病院のロビーまで来て大勢の警察官に銃を向けられ暴れに暴れた末呆気なく捕まってしまった。
「やめろー!!離せーー!!!」
僕は一旦警察署へ連れて行かれてしまったけれど夜には無事に釈放された。
またしても僕は無駄足を食ってしまった。
本当に最悪だ!!
何で僕ばかりこんなことに!!
釈放された時両親が迎えに来てくれた。
僕は反省の言葉も言わずただ思い通りに行かない現実と明日地球が滅亡すると言うのに何もまだやりたいこともやってない自分に焦りイライラしていた。
そんな僕に母さんは思わず、、、、、
(バッシーーーーーーーーーーーン!!!!!)
思いっきりどデカいビンタをされてしまった。
「痛いなー!!何すんだよ!!!」
「いい加減にしなさい!!町のみんなが停電で大変な時にあんた一体なにやってんのよ!!
電気も無い中みんな協力し合ってるって言うのに!!あんたは自分のことばっかりじゃない!!」
それを聞いた僕は流石に反省してしょんぼりしながら家へと帰って行った。




