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10 イジメ

授業が終わり昼食の時間となった。

食堂に向かいカウンターから食事を受け取る。

端の方の席に陣取り食事を進めて行く。


「あっ、転んじゃった」

と声が聞こえ何かが頭から降りかかった。

スープである。


「ごめんあそばせ、つまづいてしまいましたの」

後ろから声が聞こえる。

(ふむ、執拗なイジメだな、これには私も怒りを感じたぞ)


ユーリスは立ち上がると主菜の乗ったさらを相手の女の顔に叩きつけた

「ごめんあそばせ、手が滑ってしまいましたの」

(ふむ、やるならこちらもやってやるぞ)


「あなた・・・あなた何をしたかお分かりになって!?」

「あなたもお分かりになって」

と私も言葉をかえす。


「授業後に寮の裏におこしなさい、わからせてあげましてよ」

(ほう、ドラマだけでなく実際にこういうセリフがあるのだな、愚かだ)


午後の授業を終えて寮に戻った。

「なかなか興味深い内容でしたわね、特に現代史は役に立ちそうですわ、あらいけない、放課後の呼び出しがあるんでしたわ」


寮の裏口から外に出て寮の裏に向かう。

そこには三人の女生徒が待ち構えていた。

「あなた、復学早々やってくれたわね、あんな度胸があったのは驚きですわ、わからせてやるから覚悟しなさい」


そう言って一人が平手打ちを放ってきた。

(たいしたことの無い子供のお遊びだな)

私はそう思いながら平手をよけ、その女生徒の顔面に拳を入れた。


ソイツは倒れ別の生徒は唖然としている

「あなたたちはどうするの?やるならお相手いたしましてよ」

そう言うと倒れて泣いている女性を抱き起して運んで行った。


(さて、問題はこの後だな)

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