王都の学校に行くことになってしまった~ざっくり進むぜ!
幼少時代の温かい普通の生活は頭の中で考えてください。
おい、フィッシュ同化ってなんだよ聞いたことねえよ……てか、転生者がいるって言ってもなんであんなしょうもないスキルしか残っていないんだ。
「トモヤー起きてるのー」
あれが母親らしい。とても普通である。一応三歳なのでそれなりの対応を取ろうと思う。怪しまれても困るからな
「ママ―おっぱい飲ませて~」
やってしまった。ミルクなんての年代じゃなかった。この後かなり怒られたが何とかなった。うん
数年間家族愛に満たされた生活をしていた。そして日本でいう小学生ぐらいになるころ親達に呼ばれた曰く学校には様々な種類があり、魔法とか騎士とかいろいろあるらしい。それの適正検査をするみたいだ。ただ、少なくともお出かけだし俺の役目も今関係ないだろうから問題ないだろう。
俺の番がきた
「次、トモヤ」
「はい。」
こんなのいうのはあれだろう
「スレザリンはやだ。スレザリンはやだ。」
なんか違うけどいいか。
「適正は……ば、万能です!」
なんだ、周りがすごい騒がしいが万能?中途半端な感じとかじゃないよな
俺の親はすごい驚いているし周りもすごい声を出している。どういうこだ。
「ば、万能は王都の方に報告を入れなければいけないのでそれまで返信があるまでお待ちください」
そんなこと言われ両親にはすごい喜ばれたがどういうことだ。そりゃ転生者だし能力は高いだろうからどの適正もあるのだから当たり前だろう。たぶん。家に帰ったらママが僕の大好きなイモ餅を作ってくれた。喉に詰まらせないようにしっかりと食べた。美味しかった。
数週間後王都の判断は中央の教育をしっかりと受けさせるべきと判断したそうだ。両親もそれに賛成してしまった……Fラン大学生に勉強なんてやる気もないのに……ひどいよ!僕はもう生きていけない!そんなこと言っても始まらないのだが頑張るしかない。俺はいろんなラノベみたいに奴隷ハーレムを築くんだ。ワハハは
それから俺の王都行きは決定しかなりの好待遇で受け入れられるということになった。普通だったらかなりのお金と受験勉強が必要なところらしい王立ホエールプスーン学園というとか……名前やばくねーか。2年生以降は寮の質を成績順になるみたいなやばいところでもあるらしい。
すぐ出発時刻になった。
「ばいばーいトモヤ―元気でね帰ってきてねー」
「お、おう」
なんかあっさりとした別れなんだがひどくね?てか、何か忘れている気がするんだが。そんなこと考えてたら馬車なのにも関わらず物の数時間でたどり着いた。こんな近かったのかよと思った。王都の中に入って建物についたみたいだ。
「こちらで入学式が行われる半年の間、勉強をしていただきます。最低限の教養をしっかり身に着けてもらいます」
俺の平穏なライフは終わったらしい。
それからマナーや歴史、算数とか色々学ばされた。俺さびっくりしたよ勉強中居眠りしたらさムチ飛んでくるんだぜ?女の教師だったが俺がムチを使ってあげようと思ったぐらいだね。飯は旨いけどもちもち食管の物がないのは悲しいものだ。耐えがたきを耐えたいやーたいへんだった。
キーンコーンカーンコーン鐘がなる。なんかどっかで聞いたことあるようなないような気もしなくもないが、俺の学校生活が始まってしまった。俺の高校時代の遅刻は週2だったが平気だろうか・・・・・・てか、グッピー持ってくるの忘れたくね?俺これじゃフィッシュの力わからなくね?まあ、あんなのあってないようなものかwww