お餅で死んだら異世界転生~魚の要素どこだ!~
今日は12月31日今年も今日で終わりだ。俺はしがないの大学生だ一人暮らしでちょっと寂しく生活している。年末だし寂しいから久々に実家に帰りくつろいでいた。みんな年越し前には何を食べるだろう。そう、年越しそばだ。俺は笑っちゃいけないテレビを見ながら年越しそばを食べていた。しかし……
「ング…………」
ヤバイ喉に餅が……てか、何で餅はいってるのおおおお!?はんぺんだと思ってたあああ
やっぱりうどんそばにはお餅ちゃん入れるよな……?
こうやって俺は新年を開けることはなく餅を喉に詰まらせて死んだ大学生と言われ、さぞかし家族には恥ずかしい思いをさせたであろう。まあ、意識が無くなり気づいたらここにいたわけだ
「おめでとうございます。貴方はしょうもない死に方をした人1万人目の魂です。」
「??????」
「だーかーらー貴方はしょうもない死に方は頭おかしいんです。それの哀れな1万人目です」
俺は状況を呑み込めなかった一応返事をする
「お、おう」
「あなたには3つの選択肢があります。餅になるか、記憶を消して転生するか、記憶を残して転生するのを選べます。私としては餅に転生するのをおすすめします。美味しそうですし、私に食べられるのはうれしいでしょう?」
「いや、いいです。記憶を残して転生します」
当たり前である……
「あなた美味しそうだったのに……よろしい、記憶を残す代償として1つだけあなたに使命を与えなければなりません。それでも良いですか?」
「勿論だ。記憶があればうれしい」
「ならば、世界を救ってください。これから送るであろう世界は勇者がサイコパスで頭がおかしいです。人類は確実に滅びるでしょう。もちろん餅を喉に詰まらせて死ぬあなたがこのまんまじゃ勝てないのはわかっているので神々のギフトである転生特典をお渡しします。こちらから選んでください。」
「馬鹿にされた気がするがまあ、いいだろう。時間をもらってもいいかな?」
そう聞いて俺はスキルを見る。
餅に変身する力、じゃんけんに絶対勝てる力、どんな食事でも美味しく感じれる力、などなど……
「まともなのが無いようだが?」
「それは、結構な人数が転生特典をもって転生してますからねぇ……」
「因みに最近転生した奴はどんな特典をもって行った?」
「果物を少し甘く育てられる力です」
何言ってるんだこいつ
「果物が好きだったのでしょう。それでは何にしますか?」
ろくなのがない……ひどいものばっかだ。あそこにフィッシュとか言う単語しか書いてない能力があるな……何か理由があるのか?でもあのイラスト俺が飼ってたグッピーに似てるな……あれにするか
「フィッシュにする。あのグッピーぽいの生きている時に飼っていたんだ。」
「わかりました。それでは転生を始めます。一応言っておきます。貴方は一般家庭に生まれ3歳の時に自我が宿ります。その時にこのグッピーちゃんは眷属として近くにいると思います。それではあなたこそあの世界を救ってくれますように。いってらっしゃい」
こうして俺は転生した。
「知らないベットだ……俺は布団派なんだ」
腕を振ったら何かが浮かびだした。
トモヤ
Lv 1
年齢 3
性別 男
種族 ヒューマン?
ジョブ 一般人
スキル
フィッシュ同化
フィッシュ人化
フィッシュって何ぞや?