なんで
どうして僕は
書いているんだろう
なんでこんなこと
してるんだろう
空っぽのくせに
干からびて
枯れてるくせに
逃げ隠れしかせず
ここまで
逃げ隠れしかしてこなかったくせに
認められて
見返すこと
証明すること
夢に見なかった
そう言ったら
嘘になる
今は
どうなんだろう?
どうなんだろうって
言ってる時点で
やっぱり枯れてるんだよな
逃げるためでも
なにかに打ち込めるなら
それは悪いことではない
夢中になれること
没頭できること
凄いことだと
僕は思うのです
理由はどこにあろうが
積み重ねは
嘘にならない
なんて
これも自分を
慰めるための
言い訳かな?
伝えたいことがあって
伝えられると信じていた
でもあまりにも
現実が駄目過ぎて
思っていた以上に
欠陥だらけで
自分なんかじゃ
動けなくなった
あの頃と違って
ようやく踏み出した一歩先は
自分の駄目さに
毎日
毎日
お墨付き食らうみたいで
伝えられる
信じていた一つすら
僕は
自分が信じたかったことすら
それでもこうしているのは
やっぱり逃げで
目を逸らしているだけなのかな
夢からも現実からも