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07 コラボ


「アランさん、モノカはユイさんからどんなおしおきをされるのでしょうか」


 ノルシェさんが心配している。


 誓いの騎士としてモノカさんを支え続けてきたノルシェさん、大丈夫ですよ。


 モノカさんがユイから、あんなことやこんなことをされちゃう心配はご無用。


 そして、普段はモノカさんにべったりな彼女が見せる儚げな表情、とても良いものですね。



「大丈夫だ、ノルシェ。 モノカさんの武勇伝が大好きなユイは、彼女にとても強い憧れと敬愛の念を抱いているのだ。 今頃はユイの部屋で乙女談義に華を咲かせていることだろう」


 リリシアが家族以外を呼び捨てで呼ぶのは珍しく、いかに深い絆と信頼があるのかが分かる。


 さすがは乙女の守護に人生を捧げた女騎士同士、とても良いものですね。



「もう、こんなに早くモノカにユイさんを独占されちゃうなんてっ」


 アイネさんがぷんぷんしております。


 最強冒険者と名高いアイネさんも、可愛らしくほっぺを膨らませた姿は歳相応の乙女。


 ぴっちぴちボディとはミスマッチなそのお顔、とても良いものですね。



「むぅ、なにやらアランの様子が怪しくなってきたんですけどっ」


「誰よりも早く夫の表情の変化に気付くとは、マユリさんはまさに妻の鏡、なの」


 俺のアレな胸の内に素早く気付いたマユリ、さすがといいたいところだが、


 今回はシジミさんの速攻にあえなく撃沈。


 シジミさんの間髪入れぬ指摘で頬を染めたマユリの恥じらう姿、相変わらずとても良いものですね。


 そしてマユリの恥じらいの原因が自身の言葉と気付いて、反省に頬を染めるシジミさんの姿もまた、とても良いものですね。



「そういえばマクラちゃんは?」


「ニエルさんとメリルさんと一緒に、何やら厨房で頑張ってましたっ」


 ノルシェさん、笑顔復活。


 モノカさんの愛娘マクラちゃんは、最年少でありながらチームモノカのお母さん。


 そのあふれる優しさは得意なお料理でも遺憾無く発揮され、つまりは食べる人のことを考えた優しい美味しさの絶品お料理が大得意。


 我が家が誇るふたりのメイド、ニエルとメリルさんと、マクラちゃんとのコラボレーション。


 そりゃあノルシェさんも顔を曇らせてる場合じゃ無いのです。


 お腹がわくわくするこの感じ、とても良いものですね。



 さすがにこの人数では居間がいっぱいいっぱいかな、と見回した俺の目に飛び込んできたモノ。


 あまりの衝撃に言葉を失ってしまって、皆に注意喚起出来ませんでしたよ。



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