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プロローグ

店の席は全て埋まっていた。

といっても、カウンター席が7席しかない小ぢんまりとした……というか狭い。

カウンター席の客の背中から後ろの壁までは僅か(わずか)70cm程しかない。

二階席もあるようだが、カウンターに座るお客が邪魔になって階段に辿り着くのにも一苦労しそうな店だ。

そんな狭さの店でカウンターに突っ伏すように寝ている客は、周りの人にとって非常に迷惑だ。

今も一人カウンターに突っ伏す客に周りから冷たい視線が向けられている。

ボサボサの頭に、ヨレヨレのYシャツを着たサラリーマン風のその男は、徹夜で麻雀をして死に掛けているように生気のない顔をしていびきを欠いて眠っている。

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