第五話 イージス航空隊恐るべき隊員編
しっかりと書ききれていなかったので頑張って書き直しました。ごめんなさい
「がわだけ中国人民解放軍空軍の機体のこと、まだ私達にしか言ってないよな?吉田」
「もちろんですとも、なにせ哨戒任務中に寝た人がいるせいで上司に近づきづらいですから」
嫌味込みで久奈に吉田が言った。いつもそうだ久奈と吉田は喧嘩ばかりする、、、なぜなのだろうか?気になって調べてみたのだがわからなかった。やはり吉田が関係しているからだろうか?草薙ちゃんがわからないことは私がいくら考えてもわからないってことを学んだばかりだ。きっといつかわかるだろう、、、
「うっ、なんだよ〜あん時はすっごい眠かったんだよ〜」
「それでも、任務中に、寝るのは、駄目だと思う」
「「「「えっ、彩雲さんしゃべれたの!?」」」」
彩雲二佐はとても無口でいままで彩雲二佐の声を聞いたものはただ一人、任務報告を受ける小笠原中将だけだという、、、あの人マジでなに者だよ
「そんなこと、どうでも、いい、私は、怒っている」
彩雲二佐が怒ることはさらにレアだ。多分初めてじゃないかな?人に対して怒るのは
「さ、彩雲さん?寝たことは謝るし、も、もうしないからさ?」
珍しく久奈が下手に出ている。確かに、なかなか怒らない人が怒った時はとても怖いと言われている。実際に彩雲の今の状態でも結構怖い。今は夏でとんでもなく暑いのだが部屋の温度が五度位下がっている、、、マジで。だが、まだマジの方のではないということを今思い出した、、、思い出してしまった。
時は遡って二年前、私がまだ二尉だった頃のお話だ。基地に彩雲が来た時のこと。あの時はすごかった、、、小笠原中将が結構無茶ぶりをしていた。
あ、勘違いしちゃ駄目だよ。任務とか隊員の体調管理とかはしっかりとしてた。
じゃあ何に対して無茶振りしてたかって?それはもちろん食堂にだよ。ちょっと前に海自かれー大会で優勝取れたのは小笠原中将がわざわざ一流の料理人を呼んで特訓させてたからだ。
ここで話を彩雲さんのマジギレの話に戻そう。実は彩雲の実家は料理屋さんだ。それも超一流の、、、だから料理のことに関しては結構見てきていたし食してきた。
つまり、料理人の味付けや切り方など等で小笠原中将が呼んだ料理人と話し合いになったのだ。そうした生まれた超一流の空自食堂の飯なのだが、それに税金をそんなもんに使い込むなという国会議員がいた。あとはもうわかるね。彩雲がその国会議員と話し合いたいといって基地に呼んで会議室に連れて部屋の扉が閉ざされた瞬間周りの温度がとても下がった。その日も真夏日だったのだがその時だけ防寒具が必要なくらい下がった。
二時間後、会議室から出てきた議員さんは精神がとてもぼろぼろだった。その日からだろうか、空自に対しててんやわんや言ってくる議員がいなくなったのは。 後日、彩雲の話し合いに参加した小笠原中将に聞いたら「記憶がない」だそうだ。それでもトラウマにならない小笠原中将はやっぱり謎だ
第五話をお読みいただきありがとうございます!!
次回こそ、、、、、たぶん遅れると思います。気長にお待ちください。
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なぜ彩雲二佐は怒っているんでしょうね?
彩雲「次回に、なったら、わかるよ」
久奈「次回来ないでーーーー」
吉田「自業自得じゃない」