第四話 イージス航空隊結成編④
「草薙ちゃん!!」
部隊の扉を勢い良くをあけた秋水は草薙二佐からとても驚かれる。そしてこう言われる。
「ど、どうしたんですか?隊長・・・まるで【たかが暇つぶしで自分を呼び出した中将をボコりたい衝動をどうにかしてほしい!!】という感じで飛び込んできて」
「なんでわかるの!!」
草薙ちゃんが言った言葉の的確さ、やはり人の心が読めるというのか、、、今後草薙ちゃんに隠し事はできないと知った秋水であった。
「まあまあ、落ち着いてくださいよ隊長、今更空将のことをどうこう考えても無駄ですよ、、、謎ばっかりなんですから」
「草薙ちゃんでも解けなかった謎だもんね、気にしたらいけないもんね」
草薙ちゃんが考えることをやめた物事はいくら考えても無駄なことだと言うことも知った秋水であった。時刻は12:07 食堂が開いている時間、草薙二佐は秋水一佐を昼食に誘おうとおもった
「隊長!」
「何?草薙ちゃん」
「一緒にお昼ご飯食べませんか?」
「お、いいねぇ食堂行こう!今日の昼食はなにかな〜」
「今日は金曜日なのでカレーですね!」
草薙ちゃんはここを海上自衛隊の基地だと思っているのだろうか、、、いや二年間ここの基地で暮らしているのだ流石にそれはないだろう。しかも海上自衛隊でも金曜日=カレーってところは少ないと聞くが、、、
「カレーだ」
「カレーって言ったじゃないですか」
カレーだった、ここに三年間いた自分が未だに食堂の献立を把握しきれていなかったとは
「うん、うまい!やっぱり食堂のご飯は最高だなぁ」
「ですよね〜ここの基地のご飯は今まで遠征とかで行ったことのある基地よりも断然美味しいですもん。たぶん航空自衛隊基地で一番の食堂ですよ。」
それは言い過ぎなんじゃないかと言いたいところだが、実際に年に一回開かれる海自の一番うまいカレーを競う大会で小笠原中将のちからを使って無理やり参加したら見事優勝するほどの腕を持っているため否定することができないのだ。
時はそのまま流れ20:30部隊ごとの報告会もとい雑談会が始まる
「イージス隊集まってー」
「「「「はい!」」」」
イージス特殊戦闘部隊に編成された五名は部隊部屋に用意したパイプ椅子に座り木製の丸い机を囲んだ。そして秋水一佐は話を切り出す
「え〜ひとまず、お仕事お疲れ様でした!久奈二佐、彩雲二佐、吉田二佐」
「「「お疲れ様でした〜」」」
「今回の仕事で報告することはありますか〜?」
「はい」
「吉田二佐か、、、確か防空任務で今日は二回スクランブルしたらしいね、、、ん?いつも領空・領海を侵犯してくるのは中国だったよね。」
「そうなんですよ!もうすでに謎の勢力によって陥落した中国が侵犯してきたんですよ!!。それでですね、不思議に思ったので侵犯してきた中国の機体調べたんです。」
「どうだった?」
「”がわだけ中国”でした」
「というと?」
「外側がハリボテで中身が明らかに中国の保有機体と違ったんですよ」
第四話をお読みいただきありがとうございます。
今回も安定した進まないストーリーなんですが、これから多分!きっと!ストーリーが進んでいくと思います!!て言うか進ませます!
でも次回投稿は遅くなると思います、、、ですが感想や評価などをくださると赤とんぼはとても嬉しいです!!何より自分の成長にもつながっていきます。
感想は規定に反しない限りどんなことでもいいです!!
また感想で、こんなふうにしたほうがいい!!だとかこの文章はもっとこうしたほうがいいよなどなど良かったらアドバイスなども貰えたらとても嬉しいです!!