第一話 イージス航空隊結成編①
「はぁ~つかれた~」
そうため息を吐いて布団に寝転ぶ
「私がいくら対空戦闘が得意だからって一日に4回もスクランブルするかな普通」
愚痴をぐちぐち言っていると扉からノックの音が聞こえる
「古田二佐であります秋水一佐お話が合ってまいりました」
「入っていいよ~」
「失礼します」
そう言って入ってきた吉田二佐は私の二つ下でありフロート現象が出てきた人間でもある。
そして、情報の処理能力がずば抜けているためアメリカの機密情報を彼女はもっているのではないのか?という噂が流れたほどだ
「んで、話って何?」
「実はですね、、、」
吉田二佐から聞いたことはとんでもないことだった。
マジでもってやがったアメリカの機密情報、、、だが重要なのはそこではなかった。
話は一か月前、国際宇宙ステーションが大気圏に突入し落下したということがあった。
この事件の原因をアメリカは施設の増設により重量がオーバーしたものだと公言した。
だが、吉田が言うには事実は異なり、本当は何者かによる地上からの攻撃を受け落下というものであった。
「吉田、それ本当なんだな?」
「はい、確かに機密情報に書かれていました。」
「まじか、、、んで話はそれだけか?」
「そんなまさか、この話はまだ序章ですよ」
「これ序章なの~もうおなかいっぱいだよ」
「ははは、驚かないでくださいね、大盛の次郎ラーメンみたいなの話しますから」
「死ぬわ、私死んじゃうよ」
「本当に死んじゃうかもしれません」
「え?」
「吉田、、、今なんと」
「本当に死んじゃうかもしれません」
聞き間違えじゃなかった。
「な、なんでかな?」
「アメリカ・ロシア・イギリス・中国、、、謎の武装勢力によって落ちました」
「・・・・・・・・・はい?」
「超大国・落ちた・OK?」
「・・・・・fallのほうですか?」
「いいえ、Destroyのほうです。」
「あわわわわわわわ」
大国が片っ端から落ちる。
それは世界中のパワーバランスの崩壊を意味している。