第十九話 イージス航空隊 出港編① 円陣
「F-2Aが私を呼んでいる!」
「RFー4Eが私を呼んでいる!」
「C-1が私を呼んでいる!」
「U-125Aが、私を、呼んでいる」
「アメリカが私を呼んでいる!」
「「「え?」」」
イージス航空隊結成前からあった作戦前の円陣して、格納庫をうるさくしてから出撃するのだが、今回はアメリカに意識を全て持って行かれている人がいたようだ。順番的に、秋水、吉田、草薙、彩雲、久奈の順で言っているのでやっぱり久奈であった。
「久奈、一旦アメリカから離れような。それではもう一回!」
秋水が喝を入れなおし、もう一度
「F-2Aが私を呼んでいる!」
「RFー4Eが私を呼んでいる!」
「C-1が私を呼んでいる!」
「U-125Aが、私を、呼んでいる」
「E-2Cが私を呼んでいる!」
今回は成功したようだ
「残念ながらその中で今回の作戦で持っていけるのは秋水のF-2Aしか無いですけどね。」
草薙の何気ない指摘に、部隊の過半数の心が折れた。
草薙も自分で言って心が折れた。何で言ったんだ?
そんな中、なんとか立ち直り、言い返すことができたものがいた
「わ、私にはF-35Bがあるから、、、」
ダメージを受けつつもしっかりと言い返せたのは久奈だけであった。他の隊員(秋水と彩雲を除く)は言い返すことができずそのまま白く燃え尽きてしまい、秋水と彩雲がリアカーを駆使して三人をなんとか海自の最新艦艇であり、"かが"に次ぐ二番目の固定翼機も飛ばせる空母であり、国内最大の護衛艦であるDDH-185"しなの"に乗艦したのであった。
短いって?
そこら辺は許してくぁーさい
その分兵器説明文を序章にねじ込みますから。(いつか)
え?この作品に序章は無いって?
・・・キニスンナ!




