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国家のイージス隊  作者: 赤とんぼ
本編
20/31

第十八話 イージス陸上隊 先遣隊の海外派遣にて② 船山のヤバさ

「本当に残念だ、上司として君をクビにしなくてはならないとは、、、」


 船山に、とても上から目線で言っているのだから生意気な隊員又は親しい人間以外ならば少なくとも階級が一佐以上なのだが、、、


「なぜこんなところで油を売っているのでありますか・・・陸上幕僚長殿」


 隊員とかそんな次元ではなかった、、、だとぉ!


「それに、私は自衛隊をやめる気はないでありますからね」


 小幡陸上幕僚長に対して睨みをきかせながら作業を続ける


「いや、何も自衛隊をやめろとは言わない。ただ、、、」


「ただ、、、なんであります?」


 隊をやめさせられるわけではないことを知った船山は硬派な姿勢を一転し、上司に対しての礼儀に変わった。


 ・・・いや、普段からそうでないといけないのだが


「今の部隊から転属してもらう」


「転属、、、でありますか」


 小幡陸上幕僚長から発せられた言葉に周りにいた隊員の行動が一度に止まった

 日々船山と話し合いをしていた者や趣味が似通った者、同じ部隊にいた者。その全ての者が一度に。


 それだけ船山の信頼があつかったのだ。どこからそんな信頼が出てくるのだろうか?いままで土嚢爆弾(土嚢袋の中にニトログリセリンと土を混ぜたものを入れたやべぇやつ。どうやって混ぜたのだろうか?)や5メーター落とし穴(高さ5㍍級の人がすっぽり入る落とし穴)、ポンポン手榴弾(ピンが抜けた状態の手榴弾がポンポン発射されるとんでも兵器)を作って隊員に仕掛けていたやつなのに、、、謎だ。


「今いる隊を抜け、新設された部隊に所属となる」


「本当は行ってほしくはないが、とりあえず防衛庁に行け。」


 小幡、、、とうとう本音が出たな!


「それは命令でありますか?」


 船山は明らか嫌な顔をして言う


「あぁ残念ながらな、これは命令だ」


 小幡も嫌な顔をして言う。

さぁ、このお話どんどん短くなっていっていますがそれもここまで!

イージス航空隊のお話はこれから!

文章量は増えます!

もちろん投稿期間は長くなります!


秋水「駄目じゃねーか!文章量が増えても期間が長くなってたらよぉ!」

赤とんぼ「しょうが無いね!リアルがマジで忙しいんだからよぉ!」

秋水「それでも気合で乗り切るのがテメェの仕事だろ!」

赤とんぼ「イヤだコノ子!根性論で全て乗り切る人だぁ!」

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