赤とんぼの成長(年表)
時は2050年、日本では珍しい赤毛の女の子が生まれた。
それだけであれば皆へーそーなんだ!とそう注目することはなかっただろう、、、
2051年、赤毛の少女が生まれてから1年、その女の子はなかなか体重が増えず両親が病院へ連れて行き、
体重が増えない理由をしっかりと調べたものの栄養バランスに異常はなく、健康そのものであったため万が一を想定し女の子は入院することとなった。
この謎を解明すべく女の子を診察した医師は女の子の両親に許可をもらい、研究所に女の子の検査結果のデータを送り見てもらうと同時に女の子の再検査をしたが、特に何も問題はないごく普通の女の子と検査結果が出た。研究所でも同様な結果が出た。
2053年、赤毛の少女が生まれて3年、女の子は突如として浮き始めた。
医師も突然のことでとても驚き、早急に女の子の両親に連絡を入れた。
何故浮き始めたのか、何故浮いているのかもう一度解明すべく女の子の検査をした結果またしても異常がなく普通の女の子と診断が出た。
流石にそんなことはないだろうと医師は血眼になって原因を探った。だが見つからない医師はこの謎の現象をフロート現象と名付け本格的な調査に出た。
2060年、赤毛の少女は十歳になった。フロート現象の謎については未だに解明されていない。
2063年、赤毛の少女は赤毛ではなく白色に髪色が変わり、浮くだけだった現象が、飛ぶ現象へと変わっていた。
同年、7月31日赤毛の少女が太平洋戦争のことについて語りだした。その日から少女の性格が変わった
2065年、白髪の少女は自由に空を飛びたいと言って航空自衛隊の育成学校に入学した。
入学して、フロート現象について新しく判明したことがあった。
それは、とんでもないことであった。
いままでフロート現象は浮くまたは飛ぶだけの現象だと思われていたが、それだけでなく耐G能力がずば抜けていた事だ。
2070年、自衛隊でイージス特殊戦闘部隊が編成され、白髪の少女は航空部隊の隊長となった