蜘蛛は所詮蜘蛛
お久しぶりです。不定期更新許してください。
仕掛け終わったぁ…
さぁ盗聴、盗聴………
『あら、盗聴とはいいご趣味ね』
………!?
なんでばれたの…!?
『訳を知りたいなら教えてあげるわ。壊れた世界は勝手に壊れるのよ。』
もしかして………全部ばれてたの…………?
『ご名答、褒めてあげるわ。もう組織は文字通り壊滅したわよ。』
……………………………。
『よかったわね。貴女は組織に飼い殺される虫じゃないのよ?』
………何を言っているのだろうか???
『貴女は今後はここで全力で働くだけよ。ご両親を殺したのはこの国の上部ではないわ………………』
じゃあ誰が…………?
『そうね。貴女の元飼い主さん達ね。』
………………!!!
『だから貴女が復讐するべき相手はもういないわ。貴女は自由な毒蜘蛛なのよ。でも毒蜘蛛は駆除するものよね?どうしたい?』
全部わかってたんだ………
でもどうすれば………?
『貴女に選択させてあげるわ』
「今ここで死ぬか、私達と共に闘うかをね……?」
カチャ……
いつの間に!?
ハハ……………………
選択肢なんてなかったんだな………
「共に闘います。」
「貴女が賢明でよかったわ。また明日。」
怖かった…
あの人本当に人間?
心をナチュラルに読むし本当化け物すぎる…
でもあの子を裏切らない私でいられるのか………
もしかして、これを見越して………?
いや、ないか……………
まあ今後はこの場所で罠をはる蜘蛛になろうか
今までとやることは変わらないか…
読んでくださりありがとございます。よければレビューや評価ください。
ちなみにカチャ…は銃を突きつけられる音です。