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白百合ホテルの手紙  作者: 市川瑠璃子
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託された手紙 ふたつ目の事件

ふたつ目の事件は、「血のミルク事件」です。これもご存知でしょうね。

この事件で、高校で私をいじめていたグループのうちの一人が死にました。

そうですね、彼女をBとしましょうか。


Bはある日、夜道を歩いていました。その時、Bは急に倒れました。犯人が包丁の持ち手でこめかみの辺りを強く叩いたのです。

犯人は、その近くの空き家の北向きの部屋にBを置きました。そして、眠り薬を飲ませてから、その心の臓を包丁で刺して殺しました。その後右の薬指に傷をつけて、牛乳の入ったコップにそこから滴れた血を入れました。その薬指で牛乳を混ぜ、その薬指を口に当てさせました。そして、犯人は逃げました。まだ犯人は捕まっていません。


——目撃者がいないのになぜ知っているのか、と仰るでしょうね。

後で説明します。

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