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白百合ホテルの手紙  作者: 市川瑠璃子
12/12

ラストメッセージ

 こんにちは。「白百合ホテルの手紙」を読んでくださり、ありがとうございます。

 本来ならば前書きや後書き、あらすじ欄などを使って書くべきことを、今まで物語の雰囲気を崩したくないがために書いていませんでした。なので、今から書かせていただきます。


 では改めまして、市川瑠璃子こと秋本そらです。

 あとがきは私に書かせてくださいと市川さんにお願いして、書かせてもらうことにしたのです。

 本来のユーザーネームは「秋本そら」なのですが、今回はあえて変えさせていただきました。市川さんが書いているのですから、当たり前と言ったら当たり前ですかね。

 私のユーザーネームが本当にそうなのか、知りたい人は小説情報から下の方に行って、私の他の小説——「ささやかな日常」や「オズルとフロウの魔法使い日記」などを開いてみてください。作者名はちゃんと青字で「秋本そら」になっているはずです。ただ、「回葬電車の車掌録」はダメですよ。だって作者名を変えていますから。


 この物語は「白百合ホテル」なるホテルで起こったこと、そしてそれに関連する事件やその後の物語です。あれから2年、いや3年? かなりの時間が経ちました。

 私がこのサイトのことを知ったのは、市川さん経由でした。彼女はユーザー登録はしていないものの、たまに気晴らしにここで小説を読んでいたそうなのです。私がまだ中学生の頃、私はよく小説のようなものを書いていました。なので、投稿してみたいと思い付き、メールアカウントを取得して、ユーザー登録をしたのです。それが確か、去年のことですね。そして、市川さんのパソコンを借りて、ここで小説を書いています。彼女には本当に感謝しています。


 和ホラーと言っておきながら「松葉の火呪」は日本の呪術では無く西洋魔術で、シャーマンが使っていたとされています。市川さんが和ホラーだと思うのならそれでいいんですけどね。

 私が調べた限りだと、この呪いは相手への怨みが強ければ強いほど強力な作用を相手にもたらすとされており、また、相手に非がない場合は相手の身には何も起こらないともされています。さらに、自分に帰って来る作用も大きいとされておりますので、憎い相手がいても呪いをかけることはお勧めしません。取り消す方法もないようですし、このように、本当に人が死んだのですからね……。


 あと、百合の花言葉をご存知ですか? 多分この話の中に出て来ているので大丈夫だとは思いますが。百合の花言葉がこの話の中でキーポイントとなります。

 百合の花言葉は、「純粋」「無垢」「威厳」などがあるそうです。しかしその中でも、白百合には作中に出てきた通り、「呪い」「復讐」などの花言葉があるそうです。

 ……そう。だから白百合ホテルを選んだのです。呪いを使って復習する場所の名前としては、完璧じゃないですか?


 最後になりましたが、「白百合ホテルの手紙」を読んでくださり、ありがとうございました。私からも厚くお礼を申し上げます。


 ……え? 私と作中の「秋本そら」は同一人物なのか、ですって?

 さて、どうでしょうね。そんなに気になるなら、私の投稿している作品を読んでみてください。

「回葬電車の車掌録」、「逝く人の言い伝え」、「銀河街の幻想」、「さよならの夜」、「霧の思い出」シリーズ、「回送電車に乗って」……

 これらの作品で一貫しているテーマ。

 それは、「生と死」です。

 その理由は……


 ……私が死んでいるから、だとは思いませんか?


 秋本そら

























































最後まで読んでくださった皆様、ありがとうございました。これで「白百合ホテルの手紙」は完結となります。

ホラー分野を書くのは苦手なのですが、お楽しみいただけましたか? そして、ちゃんと怖かったでしょうか?

感想、評価等頂ければ幸いです。


これは夏のホラー2018の企画に参加している作品です。勿論全てフィクションで、作中の「秋本そら」と私「秋本そら」は別人です。年齢も違います。市川瑠璃子と同じように、架空の人物です。もっというと、小説はスマホで書いています。


そして、この小説は形式上は"市川瑠璃子"が"秋本そら"のアカウントで書いているように見せていますが、実際は規約違反になる可能性があるのでしないでください。複数人が一つのアカウントを使うことは、サークル利用以外は禁止だったと思います。


最後にお願いです。

決して呪いなんてかけないでくださいね。

私は呪いの効果など全く信じてはいませんが、自分の行動は全て自分に返ってくると思っています。

それでも呪いたいぐらい、ものすごく憎い相手がいるのなら……どうか、自己責任で。あなた以外の誰にも責任は負えません。勿論、この小説の登場人物にも、私にも責任を負うことができません。


ここまで読んでくださった皆様、本当にありがとうございました!

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