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危機一髪

前回のお話:ロボットを確保するため、新宿にむかったフロースと大吾、見事ロボットを拘束するのだったが、二人の前に何者かが声をかけてきたのだった。

「オマエタチ!!ナニヲヤッテイル!!!」


フロースと大吾がロボットを捕まえ、持っていこうとしたその瞬間。

後ろから、無機質な声のする何かに引きとめられた。


「...っえ!?なに??」


振り返ると、そこには大きなロボットが立っていた。

その大きさは、3mぐらいはあるもので。上半身はいかにゴつく大きく、下半身は貧弱というアンバランスな形をしていた。フォルムは逆鏡餅みたいな形で、そこに足と腕がついていた。

ただ、腕は太くかなりのパワーがありそうだった。


「なんだ!!コイツは!?」

「でっっっデカぁ!!!??」


今までが、動物のフォルムに似せていた分、このロボットは分かり易いフォルムをしており

近未来的なフォルムであった。


「オマエタチ...ココデナニヲシテイル??」


「しゃっ...しゃべった!!!」

「今までのロボットは喋らなかったのに...」


「ワタシハ、ソノヘンノロボットトハチガウ。クラベテモラッテハコマル」

「結構流暢にしゃべるんだな...」


するとじっと、フロース達を見つめたロボットは...


「オマエタチ...テキダナ...」


目の色を変えて、フロース達に襲ってきた。


「なんか....やばい雰囲気???」

「クソっ!!戦うしかないようだな!!」

「テキハ、ハイジョスルノミ!!」


大ぶりの攻撃を二人はかわし...


「えぇい!!!!」


その大きなボディに大吾は、一撃をくらわせた...


が....


「いてぇーーーーー」


ロボットは予想以上に固く、身体能力を上げた大吾の拳も効かないようだった。


「あんたは下がってて!!私の魔法で....」


雷鳴の槍(フィロ・トゥローノ)

雷鳴の槍(フィロ・トゥローノ)は雷の魔法。対象に向けて直線方向に雷を照射する魔法である。


バリィィィ!!!


魔法はロボットを貫いた..だが


「効いてない!?」


ロボットはピンピンしていた。


「何でぇ??雷魔法は上位魔法でも強力な攻撃魔法なのに!!」

「ソンナ コウゲキ キカナイ!!」


ロボットは手のひらから光線を出した。


「まじかよ!!」

「こいつもビームをだすの!?」


ギリギリ光線を交わすことができた二人。

ただ、徐々に壁に追い詰められていった。


「ど....どうすんだ...!?

おい!!!なんとかいえよ!!!」

「うるさい!!今考えてんのよ...」

「他に魔法はないのか??パワーのあるやつ!!」

「ぁあーーーーちょっとまってよ!!パワーのあるやつっていったって...効くかどうかは..


ん!?そうか!!あれが使えるかも!!」

「えっ!?何の魔法だ!??」

「よぉーーし!!大吾!!ちょっとしゃがんでおいて!危ないから!!」

「えぇ!!ちょ....ちょっとまっ...」

「いくわよぉーー!!」

水の大輪斬(アクア・クーペ)

水の大輪斬アクア・クーペは、水の魔法で、術者の全面360℃の方向に薄い水を出す魔法。

風の切断魔法よりより高度で鋭利な、魔法である。


スパーーン!!


「ガ....ガガ....」


フロースは見事、ロボットの半身を切断することに成功した。


「あ....あぶねぇ.....

おい!!死ぬとこだっただろ!!」

「え??しゃがんでっていったじゃない」

「だ...だからって....」

「まぁまぁ。やっつけれたんだからいいじゃない。」

「次からは、頼むから前もっていってくれ!!」

「わかったわよ!それよりも、このデカブツ今までの奴らとは比べ物にならないほど強かったわね。」

「あぁ..たしかに...しかも言語をしゃべってたしな」

「高性能な機械なのね....んん??

ねぇ、あのデカブツ顔がついてなかった?」


フロースの目線の先には、ロボットの半身があった。

その頭部に当たる部分がなかった。


「ほんとだ..無くなってる...んん??」


大吾がみたその先にロボットの顔の部分に足が生えた状態のものが逃げるようにして動いていた。


「ア.....ミツカッタァ!!!!」


「あぁ!!!逃げる!!!」

「ちょっと!まちなさぁーーい!!」


ちょこまかと動くロボットの頭部を、なんとか捕まえることができた大吾とフロース。

よく見ると、触覚のようなものがついており、コウモリの形のような口、ゴマの形のような目、

しっかりと顔が出来ていた。


「ク...クソ!!!ハナセェ!!」

「まったくすばしっこいんだから!!何なのあんた?」

「ワ...ワタシハ キサマラ テイノウナ サルトハチガウノダ!!」

「だれが猿だとこらぁ!!」

「生意気ねコイツ!!今すぐ叩き潰しましょう!!」

「マ .... マッテクレ!!オレヲコワスト ユダサマガ ダマッテイナイゾ!!」

「ユダ??ユダって誰だ??」

「ワ...ワタシタチノ マスターダ...」

ニヤリ

「あんた、いろいろと情報を知ってそうね!」

「ナ...ナニヲ カンガエテイル!!」


フロースと大吾は、言語をしゃべるロボットの頭部をもって帰ることにした。


ニンテンドースイッチにフォートナイトがきましたねぇ。嬉しくて毎日やってますがなかなか勝てません。難しいです。コツとかあるんですかね。教えてください。

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