『刑事ドラマの事実』『なんちゃっておじさん』『西郷さん』
『刑事ドラマの事実』
刑事ドラマでよく「被害者は青酸カリによる毒殺と思われます」…的なセリフやシーンがある。
しかし実際、青酸カリを人に飲ませるのはそんなに容易ではない。
青酸カリは口に入れた瞬間、その強いアルカリ性の科学反応によって舌がかなりしびれるので、それだけでは当然飲めたものではないらしい。
ドラマではよく睡眠薬入りのワインや緑茶に青酸カリを混ぜて誰かに飲ませる。
しかし、やはりアルコールやお茶で簡単にごまかせる味ではなく、もし忠実にこれをやるなら飲んだ人は口に含んだ時点で吹き出すらしい。
『なんちゃっておじさん』
これもまたちょっとおかしな人の話。
これは1970年代後半に流れ出したかなり有名な噂である。
山手線沿線に出現し、突如泣き出したと思うと、「な~んちゃって」と頭に両手をのせ輪を作ったポーズをする"なんちゃっておじさん"。
なんとも傍迷惑なだけのおじさんの気もするが、これが大ブーム。
女性ボーカルによる歌まで作られ、連日テレビやラジオで反響を呼んだ。
この話は笑福亭鶴〇によってオールナイトニ〇ポンで紹介されたのがきっかけでここまで広まった。
しかし結局、この"なんちゃっておじさん"はラジオスタッフによるやらせが発覚。終息した…。
『西郷さん』
西郷隆盛像といえば観光的にも有名である。
しかし、あの銅像や教科書に載っている西郷隆盛とされる人物の顔は、実は西郷隆盛本人の顔ではないらしい。
彼の偉業を讃え、銅像の設置が決まった当時は外国の進んだ文化や最新の技術が日本に取り入れられつつある時代であった。そのひとつにモンタージュがあった。
そして西郷隆盛の像を作るにあたって、ひとつ問題があった。要人であった彼は素性をあまり知られてはいけなかったがゆえに、自分の写真を残していなかったのである。
そこで伝来して間もないこの技術が使われた。
彼の弟と、彼の伯父の顔をもとに彼のモンタージュが作られたのである。
そして今もそのモンタージュが西郷隆盛とされているわけであるが、実はそのモンタージュがほんものの西郷隆盛の顔にはあまり似ていないらしい。
彼の一族の子孫に当たる方々いわく、彼はもっと薄い穏やかな顔だったそうだ。




