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「浦島太郎の続き」「磯野家」「何かの音」

「浦島太郎の続き」


お爺さんになってしまった浦島太郎。

カメを助けたばかりに、親や友人、家や若い体さえもなくしてしまった。


正しい事をしたのに…と、あのカメに対して、無性に腹が立ってきました。

とは言え、老いぼれた体では何も出来ません。


とぼとぼと村を歩いていると、ある噂が浦島太郎に聞こえて来ました。

山奥のさらに奥に「若返りの泉」があると…。


浦島太郎は思いました。

若い体さえあれば、カメに仕返しが出来るかも知れない!


そう思った浦島太郎は、噂の泉を求めて、老いぼれた体に鞭打って山奥へと入っていきました。

そして、命からがらその泉にたどり着いたのです。


泉には同年齢くらいの老人が何人か居ました。


まずは一口、


「ごくり」


体は少しずつ若返ります。


「ごくり、ごくり」


髪は黒々と生え始め、肌にはハリと若々しさが戻ってきました。どんどん体が若返っていきます。嬉しくなった浦島太郎は夢中で水を飲み続けました。


ふと、気付くと…浦島太郎は若返り過ぎて少年になってしまいました。周りの老人達も同じように少年にまで若返っています。


「なんて事だ! 老人になったり、少年になったり、あのカメを助けてから、俺の人生は、めちゃくちゃだ!」


浦島太郎はまた腹が立ってきました。


と、そこに泉に来ていた他の老人が浦島太郎に声をかけてきました。


「あなたが今、言ったカメとは竜宮城のカメの事ですか?」


「え? 竜宮城を知っているのですか?」


「知っていますとも…私もカメを助け竜宮城から帰って来たら天涯孤独の身になって玉手箱を開けてしまった者です」


「なんと!」



浦島太郎と同じ境遇の人が居たのです。泉に来ていた他の老人も皆同じでした。


「こうなったら、俺たちでカメに仕返しをしに行こうじゃないか!」


と言う事で、少年の体に若返った老人達はカメに仕返しをする為に急いで山を降りて行きました。



…もうお分かりですね?


物語の冒頭で、カメをいじめていた少年達は実は浦島太郎達だったのです。





「磯野家」


鎌倉にあり、幽霊がでるという廃屋。


その廃屋の表札は磯野と書いてあることから、磯野家、もしくはサザエさんの家と呼ばれている。


一家惨殺があった、など廃屋になった理由も噂になっており、肝試しに来る訪問者も多かった。


しかし不審火から今は取り壊されて存在しないという。





「何かの音」


この話もかなり有名です。

TVとかでも言ってたものです。

あるカップルが車でドライブをしていました。

車を走らせていると 大きな木の下でエンストになってしまいました。

周りのは何も無いのでやばいと思い男性のほうが


『治してくる』


と、言い女性を残して車を降りました。

女性はすぐ戻ってくるとおもいずっと待っていましたが、いつまで経っても男性は戻ってきません。

陽はくれ始め辺りは夕闇に包まれてきました。するとその頃から、車の上から


『ズルズル』


っと変な音がします。

最初は木葉が当たっているものだと思っていましたが、いつまでも怪奇音が鳴り止む事はありませんでした。

女性は怖くなり眼を閉じました。

そしてそのまま眠りのついたそうです。

翌日、彼女は警官の声で起きました。

車から出て女性は眼を疑います。

車の上には木の枝で首をくくった男性の死体がありました。

昨晩女性が聞いた

『ズルズル』


という音は男性の足が車に擦れてしていたものだったのです。

男性の死の真相は不明だそうです。

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