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『111番』「手乗り象」

『111番』


緑の公衆電話に111番をかけて、電話を切る。


しばらくすると、その公衆電話に電話がかかってくるという。


電話に出ると、普通は電子音が聞こえ、すぐに切れるのだが、ごく稀に、誰かが話してくることがある。


噂では、これは死者からの電話で、この電話に繋がった者は死んでしまうらしい。


「手乗り象」


手乗りサイズの象がいると話題になったことがありましたね。


それがきっかけとなり、手のり鹿、手乗り豚など小型サイズの動物が次々と話題となりました。


当初これらの動物はまるでUMAのように取り上げられていましたが、実在する動物です。


手乗り鹿は

『ベトナムジャワメジカ』

という鹿の仲間で、成長しても40cm程度という非常に小柄な体格のため、この呼び名がつきました。

手乗り豚は

『スキニーギニアピッグ』

というネズミの仲間です。

豚ではありませんが、外見が非常に豚に似ているので、こう呼ばれるようになったのです。


しかし、手乗り象は実際には存在しません。

それほど小型の象はいませんし、(生まれたばかりの子象でも1mほどあります)また、目撃したという証言もありません。車のCMの影響もあって、噂が一人歩きしてしまったようです。


でも手乗り象は、これから誕生するかもしれない動物なんです…。


”ドワーフ遺伝子”というものを知ってますか?


生物の細胞にこのドワーフ遺伝子を組み込むと、動物を小型化することができるのです。

成長を止めるのではなく、その生物の本来の大きさそのものを小さくしてしまうのです。


アメリカのカリフォルニア大学でこの研究は進められており、手乗りといかないまでも犬ぐらいの大きさの象が誕生したといいます。

誕生した象の何頭かは、お金持ちの好事家たちに売られたらしいので、それを見た人々からこの噂が流れたのかもしれません。


しかし、象を小型化する目的は、ただペットにするためではありません。未来にくるであろう食糧難の時代を想定してのことなのです。


象は一日に約150kg食べます。

アフリカ象は現在約63万頭生息しているとされるので、毎日約9万4500tの草木が消費されるわけです。

砂漠化が進むアフリカで、毎日それだけ緑が減っていくのは非常に深刻な事態です。

また餌場をなくした象は農場を襲うようになり、それを防ぐ人間と衝突、年間で何十人もの人々が、象によって命を落としているのです。


このままでは象が害獣となってしまう…

そう危惧した野生動物保護団体が象を小型化し、食事量を抑えようとするプランを実行したのです。


小型化が進められている動物は象だけではなく、キリン、サイ、カバなどの大型草食動物のほか、ライオンなどの肉食動物なども含まれているそうです

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