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第一話-始まりと鉄

96XX年、僕は世界で初めてタイムマシーンを完成させた。

学会でタイムマシーンの理論上の製法が確立されたのが89XX年、実に700年の超大作だ。

人類の寿命が永久になった今、人生を終わらせたくなったら終わらせられる、まだ生きたかったら生きられる、夢のようで、地獄のような世界になっている。

タイムマシーンは理論上の理屈ができただけで数十年や数百年程度では物理的には不可能だ。

しかし僕だけは違った。

個人製作とはいえ、誰よりもタイムマシーンに情熱を注いだ男である。

理論上の製法から物理的な製法を確立させるためにはできるだけ安く手に入る素材で多くの実験を行うことが大切だった。

そこで設計の最適化を繰り返し、実験の際は原始時代の海に作動させ、絶対に誰にも気づかれないように実験した。

それならタイムパラドックスも起きない。

そして実験を繰り返し、ついに人間が移動できるタイムマシーンが完成したのだ。


そして今、本当に世界を変える。


現在第十五次世界大戦中で、建物や資源が破壊され、文明レベルで世界が後退している。

その世界を今、タイムマシーンで変えようとしている。

まあ大体94XX年くらいまで戻れば大丈夫だろう。

どうやって止めるのか案はないけど、タイムマシーンさえあれば何回でも戻れるから大丈夫っしょ!


場所はアメリカXXX州、Y座標900っと。


じゃあ、さっそく試してみよう!

最終確認、どこか壊れているところはないか確認してから出発だ!


ーエンジン起動

ー時間操作完了

ータイムパラドックス防止システム起動

ー最終確認完了

あれ?

そういえば

行先の時間指定してたっけ?


行先:

紀 元 前 1 0 0 0 0 年


...え?

実験の時のまま?

 

北緯3X度西経8X度

キャンセル機能なんてないけど?


ー転移開始


えーっとこれは詰みました?





紀元前10000年7月XX日

未来から一人の研究者が地球に降り立った

正確に言えば...埋まった。

2万年も空いていれば地形も変わる。

まあ...そういうことで地面に埋まったのだ。

上のハッチから出るシステムだったおかげで地下室みたいな感じで外に出ることはできたが、まあ、なんというか、別の問題があるのだ。

大前提として、タイムマシーンは元素番号XXXX、Xミウムを燃料に動いているのだが、もちろんさかのぼる時間によって使用する燃料の量が変わる。

使用する燃料の量は500年につき1Lほど。

転移するときには勢いをつけなければならないので、それに2Lほどの燃料が必要になる。

そして今回は燃料を圧縮して使用しているため、だいたい10Lの燃料を1Lサイズまで圧縮している。

そして、なんというか、スペース削減のために燃料スペースを2.5L程度にしていたのだが...

(10000/500+2)/10=

はい、2.2Lである。

2.5L満タンに入れた状態から2.2L使用したら0.3Lしか余らない。

いや、これだと500年しか移動できないんだが?

十分すごい数字に見えるけど10000年に比べるとやばすぎるんだが?

これからも使う予定だったからめっちゃ余裕もって燃料入れたつもりなんだが?

この世界で燃料を作成することも不可能だろう。元素番号の桁数から見て4桁だからな。

えーっと機械なんてあるわけないし、文明も発展以前だし、原始人と対話もできないし?


詰みました。


やるとしたら

A.タイムマシーンの燃料を0から制作する

B.低燃料で動くタイムマシーンを作る

C.あきらめて死ぬ


Cはやだ。AとBはめちゃくちゃに時間かかる。歴史を変えないぎりぎりのラインは10000年ってとこ。その間に完成させなければならないのだ。

しかし、正直Bは無理がある。もともとパーツがあるとはいえ、実験を行わなければ自分が消滅したり別の時代に飛んだりする可能性がある。実験をするほどの燃料はない。

だとすれば...Aしかないよな。

西暦0年くらいまではギリ機械とか残しておいてもオーパーツだスゲー!で済むんじゃないかなと思う。

タイムリミットは10000年、圧縮燃料1.9L制作の旅だ!



...いや、無理だろ。

----------

一日でいろいろ計画を立ててみた。

そこで気づいたことは、コンピューターがなければどうにもならない。

燃料の制作には緻密な計算が必要で、少しでもずれれば不安定な同位体になり、まあ、爆発する。

ついでにコンピューターがあれば何でも設計はできるし、ついでに事故の時に使えるようにどのコンピューターでも使用可能なUSBとOS、データを持ってきているので、コンピューターがあればUSBに書き込んであるデータを使って直で燃料の材料と設計を行うこともできる。

さすがにコンピューター自体も持っていくのはタイムパラドックス的にも危険だったのだ。


「未来でもUSBって存在するんだ」という疑問に対しては、まあ、規格はだいぶ変わってはいるがすべてのコンピューターに汎用的に使える規格になっているから問題ない。


ついでに、単純にコンピューターが欲しい。未来ではびっくりするほどもっと普及していたから。


まあ、そういうことで、コンピューターを作ることが第一、そのためにはシリコンと鉄、金やそのほか金属が必要になる。

今回アメリカということで、この辺は幸いなことにノースカロライナ州周辺、ノースカロライナ州には高純度石英(シリコン)の採掘が可能な鉱山密集地帯スプルース・パインで採掘を行うことは可能だろう。

鉄に関してはできればメサビ鉄山で採りたかったのだが、ミネソタ州とノースカロライナ州は結構離れている。そこで谷とか山とかで死んだら元も子もないのであまり大移動はしたくない。

とりあえず鉄はどこか鉱山的なのがあればどこかで採れるとして、金もノースカロライナ州カバラス群、リード金鉱山で採取が可能だ。

まあそれでもそこそこ離れてはいるのだが、せいぜい東京から金沢よりちょっと長いくらいだろう。

未来人は自分で1から手作業で半導体を作りPCを作るとか無茶なことをやるので、まあちょっと難易度上がるだけかな。

未来人は基本身体の強化はされているし、走る速度も2020年代の車並みが最高速度だ。

しかし問題は移動ではなくシリコンのもとになる石英からシリコンを取り出すためには数千度の炉が要るということだ。

そしてシリコンインゴットができたらスライスしてウエハーを作り、それに基盤を焼き付け、洗浄、検査...

まあ、大変だけれども焼き付けとかの精密作業は最悪手作業でも行ける。未来人なめんな。

うーん、まずは探索から。時間はまだまだある。

ある程度はタイムマシーンのポッド内に資材があるのでいいのだが、未来のコンピューターを動かせるほどの電力はない。昔の半導体コンピューターと違い量子コンピューターが主流だからそのまま基盤抜き取るとかも大変だ。

さすがに20000年前の状態から急に量子コンピューターの制御は無理すぎる。


うーん、どんなに未来でも科学にはかなわんな。


とりあえず鉱山探しにでも行こうか。

----------

何日かが経過し、分かったことは鉱山は普通にあるってことだ。

掘れば使えるし、普通に使われる前の鉱山だ。

だから資源はほぼ無限にあるといっていいだろう。多分。

あと問題なのは、石器時代から急にシリコン採掘は無理だ。掘ろうにもつるはしが心許なさすぎる。

筋力も増強されているから、掘れないこともないけど石が先に砕け散る。

となれば、もっといい道具を作らねば。

鉄といえば隕鉄、隕鉄で軽く石と土を掘って簡易炉を作り、木と簡易炉で木炭を作り、鉄を溶かせるようにもっと高熱が出る炉を制作する。

木炭なら最大1200度くらいか。石英を熱するのにはまだまだだな。コークスなんかもないし。


隕鉄、隕鉄、隕鉄...。

あった。隕鉄。

これをそのまま使っても土と柔らかめの石くらいなら掘れるでしょ。

じゃあとりあえず土と石を取ってかまくらみたいな形の炉を作るでしょ?

そこに木を入れて燃やす!

そして閉じて蒸し焼きにする!


これでまあ木炭は手に入る...かなぁ。


数時間待って見てみたら無事木炭ができていた。

こんなにうまくいくとは思わなかったがどうせ障壁にぶつかるだろうから気を抜かずやっていこう。

それでは炉を制作していきましょー。

同じようなかまくらみたいな形でも、上に投入口、横に搬出口(その先にはつるはしみたいな形の型を作る)、下に空気口を作るからちょっと形が違う。

けどまあとりあえず簡単に作れそうだから作ろう。

完成した炉の上から隕鉄を投入。

下から木炭を入れ、着火。

あとは待てばとけるかな~。


...。

......。

.........。


溶けなくね?

あれ?

なんで?

とりあえず炉の温度を確認してみるか。

水を入れて沸騰するまでの時間で大体温度がわかるはず。


うーん、水を入れてみたけどこれくらいの時間で沸騰するなら行ってても800度くらいだと思う。

なんでだ?


あ、そうだ!酸素が少ない!

空気口だけでなんとかなると思ってたけど送風用のポンプとかがないとダメじゃん!

食料のために狩っておいた動物の皮をポンプのような形にして竹(意外にもアメリカにも竹は生えているのだ。品種は違うけど)を装着、これで多分空気が送れるはず。


とりあえず再挑戦。

炉の上から隕鉄を投入。

下から木炭を入れ、着火。

そして下の空気口からポンプで送風!

体力ももちろん増強されているのでこれくらいの重労働は平気だ。

ついでに余った動物の皮でもう一個ポンプを作りダブル送風!

これで多分鉄が溶けるはず!


しばらくすると鉄が溶け、型にどんどん入っていった。あとは水で急速冷却して完成。

とりあえずつるはしの柄(柄であってるのかな?)は石器でとりあえず採った木材の形を整えてそのまま使用。これでつるはしの完成。

多分、というかこれで鉱山で採掘ができるはずだ。一応木炭と木で作った松明でなんとか明かりもある。


採掘開始!


鉄は意外と赤い石で分かりやすく結構あった。

石英もそこそこ96XX年、僕は世界で初めてタイムマシーンを完成させた。

学会でタイムマシーンの理論上の製法が確立されたのが89XX年、実に700年の超大作だ。

人類の寿命が永久になった今、人生を終わらせたくなったら終わらせられる、まだ生きたかったら生きられる、夢のようで、地獄のような世界になっている。

タイムマシーンは理論上の理屈ができただけで数十年や数百年程度では物理的には不可能だ。

しかし僕だけは違った。

個人製作とはいえ、誰よりもタイムマシーンに情熱を注いだ男である。

理論上の製法から物理的な製法を確立させるためにはできるだけ安く手に入る素材で多くの実験を行うことが大切だった。

そこで設計の最適化を繰り返し、実験の際は原始時代の海に作動させ、絶対に誰にも気づかれないように実験した。

それならタイムパラドックスも起きない。

そして実験を繰り返し、ついに人間が移動できるタイムマシーンが完成したのだ。


そして今、本当に世界を変える。


現在第十五次世界大戦中で、建物や資源が破壊され、文明レベルで世界が後退している。

その世界を今、タイムマシーンで変えようとしている。

まあ大体94XX年くらいまで戻れば大丈夫だろう。

どうやって止めるのか案はないけど、タイムマシーンさえあれば何回でも戻れるから大丈夫っしょ!


場所はアメリカXXX州、Y座標900っと。


じゃあ、さっそく試してみよう!

最終確認、どこか壊れているところはないか確認してから出発だ!


ーエンジン起動

ー時間操作完了

ータイムパラドックス防止システム起動

ー最終確認完了

あれ?

そういえば

行先の時間指定してたっけ?


行先:

紀 元 前 1 0 0 0 0 年


...え?

実験の時のまま?

 

北緯3X度西経8X度

キャンセル機能なんてないけど?


ー転移開始


えーっとこれは詰みました?





紀元前10000年7月XX日

未来から一人の研究者が地球に降り立った

正確に言えば...埋まった。

2万年も空いていれば地形も変わる。

まあ...そういうことで地面に埋まったのだ。

上のハッチから出るシステムだったおかげで地下室みたいな感じで外に出ることはできたが、まあ、なんというか、別の問題があるのだ。

大前提として、タイムマシーンは元素番号XXXX、Xミウムを燃料に動いているのだが、もちろんさかのぼる時間によって使用する燃料の量が変わる。

使用する燃料の量は500年につき1Lほど。

転移するときには勢いをつけなければならないので、それに2Lほどの燃料が必要になる。

そして今回は燃料を圧縮して使用しているため、だいたい10Lの燃料を1Lサイズまで圧縮している。

そして、なんというか、スペース削減のために燃料スペースを2.5L程度にしていたのだが...

(10000/500+2)/10=

はい、2.2Lである。

2.5L満タンに入れた状態から2.2L使用したら0.3Lしか余らない。

いや、これだと500年しか移動できないんだが?

十分すごい数字に見えるけど10000年に比べるとやばすぎるんだが?

これからも使う予定だったからめっちゃ余裕もって燃料入れたつもりなんだが?

この世界で燃料を作成することも不可能だろう。元素番号の桁数から見て4桁だからな。

えーっと機械なんてあるわけないし、文明も発展以前だし、原始人と対話もできないし?


詰みました。


やるとしたら

A.タイムマシーンの燃料を0から制作する

B.低燃料で動くタイムマシーンを作る

C.あきらめて死ぬ


Cはやだ。AとBはめちゃくちゃに時間かかる。歴史を変えないぎりぎりのラインは10000年ってとこ。その間に完成させなければならないのだ。

しかし、正直Bは無理がある。もともとパーツがあるとはいえ、実験を行わなければ自分が消滅したり別の時代に飛んだりする可能性がある。実験をするほどの燃料はない。

だとすれば...Aしかないよな。

西暦0年くらいまではギリ機械とか残しておいてもオーパーツだスゲー!で済むんじゃないかなと思う。

タイムリミットは10000年、圧縮燃料1.9L制作の旅だ!



...いや、無理だろ。

----------

一日でいろいろ計画を立ててみた。

そこで気づいたことは、コンピューターがなければどうにもならない。

燃料の制作には緻密な計算が必要で、少しでもずれれば不安定な同位体になり、まあ、爆発する。

ついでにコンピューターがあれば何でも設計はできるし、ついでに事故の時に使えるようにどのコンピューターでも使用可能なUSBとOS、データを持ってきているので、コンピューターがあればUSBに書き込んであるデータを使って直で燃料の材料と設計を行うこともできる。

さすがにコンピューター自体も持っていくのはタイムパラドックス的にも危険だったのだ。


「未来でもUSBって存在するんだ」という疑問に対しては、まあ、規格はだいぶ変わってはいるがすべてのコンピューターに汎用的に使える規格になっているから問題ない。


ついでに、単純にコンピューターが欲しい。未来ではびっくりするほどもっと普及していたから。


まあ、そういうことで、コンピューターを作ることが第一、そのためにはシリコンと鉄、金やそのほか金属が必要になる。

今回アメリカということで、この辺は幸いなことにノースカロライナ州周辺、ノースカロライナ州には高純度石英(シリコン)の採掘が可能な鉱山密集地帯スプルース・パインで採掘を行うことは可能だろう。

鉄に関してはできればメサビ鉄山で採りたかったのだが、ミネソタ州とノースカロライナ州は結構離れている。そこで谷とか山とかで死んだら元も子もないのであまり大移動はしたくない。

とりあえず鉄はどこか鉱山的なのがあればどこかで採れるとして、金もノースカロライナ州カバラス群、リード金鉱山で採取が可能だ。

まあそれでもそこそこ離れてはいるのだが、せいぜい東京から金沢よりちょっと長いくらいだろう。

未来人は自分で1から手作業で半導体を作りPCを作るとか無茶なことをやるので、まあちょっと難易度上がるだけかな。

未来人は基本身体の強化はされているし、走る速度も2020年代の車並みが最高速度だ。

しかし問題は移動ではなくシリコンのもとになる石英からシリコンを取り出すためには数千度の炉が要るということだ。

そしてシリコンインゴットができたらスライスしてウエハーを作り、それに基盤を焼き付け、洗浄、検査...

まあ、大変だけれども焼き付けとかの精密作業は最悪手作業でも行ける。未来人なめんな。

うーん、まずは探索から。時間はまだまだある。

ある程度はタイムマシーンのポッド内に資材があるのでいいのだが、未来のコンピューターを動かせるほどの電力はない。昔の半導体コンピューターと違い量子コンピューターが主流だからそのまま基盤抜き取るとかも大変だ。

さすがに20000年前の状態から急に量子コンピューターの制御は無理すぎる。


うーん、どんなに未来でも科学にはかなわんな。


とりあえず鉱山探しにでも行こうか。

----------

何日かが経過し、分かったことは鉱山は普通にあるってことだ。

掘れば使えるし、普通に使われる前の鉱山だ。

だから資源はほぼ無限にあるといっていいだろう。多分。

あと問題なのは、石器時代から急にシリコン採掘は無理だ。掘ろうにもつるはしが心許なさすぎる。

筋力も増強されているから、掘れないこともないけど石が先に砕け散る。

となれば、もっといい道具を作らねば。

鉄といえば隕鉄、隕鉄で軽く石と土を掘って簡易炉を作り、木と簡易炉で木炭を作り、鉄を溶かせるようにもっと高熱が出る炉を制作する。

木炭なら最大1200度くらいか。石英を熱するのにはまだまだだな。コークスなんかもないし。


隕鉄、隕鉄、隕鉄...。

あった。隕鉄。

これをそのまま使っても土と柔らかめの石くらいなら掘れるでしょ。

じゃあとりあえず土と石を取ってかまくらみたいな形の炉を作るでしょ?

そこに木を入れて燃やす!

そして閉じて蒸し焼きにする!


これでまあ木炭は手に入る...かなぁ。

----------

数時間待って見てみたら無事木炭ができていた。

こんなにうまくいくとは思わなかったがどうせ障壁にぶつかるだろうから気を抜かずやっていこう。

それでは炉を制作していきましょー。

同じようなかまくらみたいな形でも、上に投入口、横に搬出口(その先にはつるはしみたいな形の型を作る)、下に空気口を作るからちょっと形が違う。

けどまあとりあえず簡単に作れそうだから作ろう。

完成した炉の上から隕鉄を投入。

下から木炭を入れ、着火。

あとは待てばとけるかな~。


...。

......。

.........。


溶けなくね?

あれ?

なんで?

とりあえず炉の温度を確認してみるか。

水を入れて沸騰するまでの時間で大体温度がわかるはず。


うーん、水を入れてみたけどこれくらいの時間で沸騰するなら行ってても800度くらいだと思う。

なんでだ?


あ、そうだ!酸素が少ない!

空気口だけでなんとかなると思ってたけど送風用のポンプとかがないとダメじゃん!

食料のために狩っておいた動物の皮をポンプのような形にして竹(意外にもアメリカにも竹は生えているのだ。品種は違うけど)を装着、これで多分空気が送れるはず。


とりあえず再挑戦。

炉の上から隕鉄を投入。

下から木炭を入れ、着火。

そして下の空気口からポンプで送風!

体力ももちろん増強されているのでこれくらいの重労働は平気だ。

ついでに余った動物の皮でもう一個ポンプを作りダブル送風!

これで多分鉄が溶けるはず!


しばらくすると鉄が溶け、型にどんどん入っていった。あとは水で急速冷却して完成。

とりあえずつるはしの柄(柄であってるのかな?)は石器でとりあえず採った木材の形を整えてそのまま使用。これでつるはしの完成。

多分、というかこれで鉱山で採掘ができるはずだ。一応木炭と木で作った松明でなんとか明かりもある。


採掘開始!


鉄は意外と赤い石で分かりやすく結構あった。

石英もそこそこ採れたが、まださすがにシリコンにするのは無理だ。電気炉が要る。

で、鉄鉱石はコークスがないと溶けづらいのだが、そのためには石炭が要る。

石炭は普通に結構あった。木炭を作るときと同じ要領で蒸し焼きにすればコークスができる。

よし、大体いま必要な分は採掘できたし、いったんポッドに戻って寝よう。

----------

歯切れは悪いですがいったんここで第一話は終了です。

初作品ということでどんだけ伸びるか心配ですがまあ次回も制作しますんで頑張ります。

初心者なもので、どんな文がいいのかもわからんので意見をもらえる方はメッセージを送ってくれると嬉しいです。

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