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WARS&WARS  作者: OGRE
戦の始まる序章……覇王降臨
10/29

崩落の兆し……日月の詩

『目覚めの時に私はある。何もない虚空に身を任せて。


新たな場所を探し歩く。


真昼にて心高ぶり私は歩く……新たな道はいずこに?


明るき道は……偽りを含む。


夕闇が現れ未だ現れぬ我が道を祈りてついに見ゆる一筋の光。


我が道はいずこに?


三日目の月にて足を休め光を探す……見失いし光を。


我が道の真意は?


白む空……一筋の箒を見つけ追う私は思う答えはあそこに……。


かの者はなんぞ?


開けし夜は答えを導き私は息つく。


我が道の片時にて


終わり無い道を……私は歩む……命続く限りに…………先を目指して』


 倒壊した建物を直す間にレイが耳にした詩だった。リーンとアルが連れる少女が口ずさんだ詩。ギルドに収容され意識を取り戻した子供達は次々に親元へ帰って行った。だが、彼女は取り残されていた。瞳に光のない彼女は詩のように道と寄りどころを探しているのかもしれない。


「ギアさん! 体を休めないと!」

「これくらいなら大丈夫だ。それより早く仕上げよう。街のみんなが早く戻れるように……」

「ならお前は休んでいろ。死なれて困るのは私なのだからな」


 マナとファンが野菜のスープが入った大鍋をカートに乗せて押してくる。普通は傭兵任務や討伐任務につく戦闘員も慣れない大工仕事をして空腹度が高いらしく、すぐに人だかりが出来た。マナとファンが配膳をし作業員達はすぐに昼食にありついていく。


「レイ君! お疲れ様」

「ありがとう。マナも頑張ってるね」

「うん。美味しく出来たかわかんないけど頑張って作ったから沢山たべてね!」

「あぁ」


 ギアはファンに耳を抓られ捕まえられており作業には戻れないだろう。彼はまだ本来ならば寝ていなくてはならない体調なのだが外から病室内に聞こえてくる作業の音にいてもたってもいられなくなったらしい。レイがそう諭してもファンは聞く耳を持とうとしない。


「ファン! それは病人にすることか? イタタタ!」

「あぁ、お前は確かに病来かもな! だが、今お前が直すのは怪我だ! バカ者! 病室に行くぞ。マナ! あとは頼んだ!」

「はぁい!」


 レイが近寄り配膳を手伝い始めた。マナが言葉を足して断ろうとするがレイにも思惑があったようだ。鈍いレイらしい考えだ。


「レイ君……これくらい私がやるからいいよ」

「周りを見てごらんよ。作業員や大人は食べれてるけど子供なんかは食べれてない。マナの出番さ。配ってきなよ」

「うん!」


 用意と感のいいゼシが後ろから現れ盆をマナに渡しにこやかに笑う。レイの横に並び肘で小突きながらさらにニヤニヤ笑っている。


「お前も行ってこい……。あの子だけじゃちょっと不安だし。ここは私がやるから。さぁ、早く」

「ありがとうございます」

 マナが石に突っかかりそうになるのを腕で支えたついでに盆を受け取り一緒に配り始めるレイ。


「キャッ……。あ、ありがとう」

「持つよ。ゼシさんが代わってくれたから一緒にいくからさ」

「わかった……。あ! ルナちゃん! と……うにゅぁぁぁ!」


 マナが子供用の小さめの椀を持って歩いているとルナの面倒をタージェから頼まれた二人、アルとリーンに捕まったのだ。因みにこの二人が倒壊したエリアからギルドまで連れてきたのがその理由。仕方なくレイがルナに近寄りスープを勧めることにしたらしい。


「マ~~~ナ~~~~? 抜け駆けは許さないわよ?」

「そやそや……、振られたアルは別としてうちはまだわからんのやからな」

「はわ……。ごめんなさ……ヒッ!」

「ウォワッ!」


 大鍋をおろしそのカートに腰掛け腰の鞘にあった短剣を手で弄びながらアルとリーンに向け人差し指を立てて二人を呼んでいるゼシ。殺気が一直線に飛び既に投げられているもう片方の短剣を見つめるリーンをながめている。


「アルさん、リーンちゃん……呼んでるよ」

「うん……、マナ。あとで命があれば会おうな」

「リーン、縁起でもないことを……………………わからなくもない気が……してきた」


 その頃のフィトとヴィヴィアは東の国の北朝からの依頼でその任務地に向かっていた。フィトの武装は誰も見たことがない。前回マナを発見したエリアでの戦闘での武器は素手だ。堅い鱗や強酸ですら素手で対処していたらしい。


「なんでアンタなのよ。レイなら万々歳なのに」

「文句言うな……。俺だってアルさんならと思ったとこさ」

「へぇ、あの型物のどこがいいの?」

「美人じゃないか」


 鋼を鍛え上げたナックルを担ぎ荷物と一緒にくるくる回しながら歩くフィト。その後ろをゼシに借りたローブを着ているヴィヴィアがついてくる。ゼシが作った新しい武器を受け取り、前に持っていた物と同じ隠し方をしながら重さの違いに少々、足をよたつかせている。


「お前さ……その袖に隠してる暗器を抜けよ。重いんだろ?」

「いつから気づいていたの?」

「最初からだ。ちなみにレイも気づいていたぞ」

「ホントに?」

「おう……アイツは変なところに敏感だからなぁ」


 再びギルド近隣の民家にて、昼休みが終わりレイも作業に戻っていた。マナがルナを連れながら歩いている。周りは大分復興作業が終了し真新しい建物が増えてきた。ただ、大聖堂や魔法学校などは大きな建物だったためまだ手が着けられていない。


「マナさんはレイさんと相部屋なんですよね?」

「うん……。ギアさんって言うレイ君のお師匠様なんだけど、その人が私を遺跡で見つけたレイ君に押し付けた形になったのかな?」

「ほぇ……。凄い、なんか結構深いですね」

「うん。凄いかどうかは別として深いのは確かかな?」

「あの、前から気になってたんですけど……。出身はどこですか? 顔立ちがきれいなのにエーテリオンじゃないかんじが……」

「わからないの。だから種族や血種もわからない」


 レイが赤いつなぎの袖をまくり首のボタンを緩く開きながら後ろから近づいてくる。いつもは髪の毛はそこそこにしている彼は今日ばかりは作業の邪魔になるとバンダナを巻き髪を抑えつけていた。


「おっと。二人ともお疲れ様」

「あ、レイ君。お疲れ様」

「レイさん。お帰りなさい」

 マナがにこやかに頭を軽く下げる。真似をしてルナも同じ行動をとる。髪留めで短い髪をさらに結っているルナをギルドの自分の部屋に連れて行くマナを後ろでみているレイ。その更に後ろからギアを病室に縛り付けてきたらしいファンが近寄ってきた。


「しかし、お前も手の多い奴だ。いったい何人に手を……ゴホン! 気を持たせれば気が済むのだ?」

「ファンさん。言ってることが理解できないのですが……」

「鈍いのもここまで来ると凶器になるな……。まぁ、いいから前の二人を見失うなよ?」

 タージェがギルドを開いてからこの街は息を吹き返した。貿易都市として栄え現在は街の至る所に商店街や旅人目当ての直売り屋台などが所狭しと並ぶ。ギルドは人数や規模が大きくなるに従い増改築を繰り返した。現在では城のように大きくなり建物もしっかりしている。


「ギア……。お前らしくないな。気配が消しきれてないぞ?」

「こんなとこで消したら逆に怪しいだろ?」

「まぁな、どうやってあの結界を抜け出した?」

「ちょっと久々に使っただけさ。幼い頃にも見せた縄抜けの呪いをね」


 街のシンボルのギルドはメンバーや名前、武器などの特徴までも近隣住民に知れ渡り鋳造した武器を模した飾りやお揃いの服、武器のレプリカなどがお土産のグッズにもなったりしている。


「レイさんって凄い有名なんですね……。ビックリです。そこら中にレイさんみたいな服を着てる人が沢山いますよ……」

「俺だけじゃないさ。他のメンバーもかなり人気があるよ。人望と既知のシドさん。それを影から支える師匠。看板娘はリーンやルミ教官で綺麗さで有名らしいアルとゼシさん。フィトも俺と同じくらい有名だしマナも料理人の間じゃもう知らない人はいないほどさ」

「へ~……。全く知らなかった。私もなんですね」

「あぁ、もちろん」

「あ、あの……それでギルドに入るには……どうすれば?」


 マナが向き直りそのまま開かれた正門を背にしてルナに向けて両手を広げて叫んだ。華奢な彼女からでたとは思えない大きな声にレイも少々驚き気味でルナは軽く口を開けたまま返事に困っている。


「ようこそ! ギルドへ!」

「マナ……」

「マナさん」

「もうシドさんには通してあるよ。しばらくは私の部屋を使って慣れたらまた割り振りが変わるって」

 図っていたようにシドが中から現れ三人を出迎えた。そして、東の国に向かったフィトとヴィヴィアはよくわからない二人組と戦闘をしていた。一人は独特な十手のような形の細身の中剣を持ちフィトと猛襲を打ち込みあっている。その連れのような少年は明らかに戦闘向きではないが小型の火器を的確に投げヴィヴィアを近寄らせない。


「その様子だとお前も東の国の出身らしいな!」

「ほぅ……。察しはいいな? お前はこの辺りでは有名だぞフィト・ソニック」


 近くで白い煙が上がりヴィヴィアがフィトと交代した。タイプを合わせた方が戦いやすいと考えたらしい。フィトは真っ向勝負が得意だ。対するヴィヴィアは隠密のような攻撃がとくいなのである。


「お前は……誰だ?」

「名乗る程の者じゃ無いわよ」

「……。軽業師か」

「そういうアンタは東の国、元南朝の機密隠密機動隊。アサシンのシェイドね?」

「何故俺を知っている!?」

「これでわかるかしら!」


 バラの装飾の入ったファントムマスクをつけて腰から鞭を外した。地面に鱗のような光沢がある縄程の太さの武器が音を立てて落ちる。そしてフィトはすぐにケリをつけていたようだ。風の付加魔法をナックルに付加し催涙ガスを吹き飛ばして白衣を着た科学者風の少年をつまみ上げた。


「離せ!」

「言っておくがアンタらが攻撃して来たから応戦したが俺達は戦闘をする気はない。まぁ、逆にスカウトしたいくらいの手練れだからあの二人が収まったら話をするつもりだがな」


 ヴィヴィアの鞭がシェイドと呼ばれた青年の手首に巻きつき中剣を抑え、双方が暗器を構えてにらみ合うなか白衣の少年がシェイドを止めに入った。同じようにヴィヴィアもフィトに止められ和解に入っている。再びギルドに視点を戻そう。マナの部屋でクッキーとホットミルクを出されマナと話すルナ。レイはギアに出された課題をせっせとこなそうと忙しく羽ペンを動かす。


「ルナちゃんは混血なの?」

「はい。私は母がカイザー、父はエーテリオンという偏った血を受け継ぎました」

「カイザーと言えばファンさんだな。エーテリオンはゼシさん。どういう特徴が出てる?」

 すぐにレイの方向を向き明るく答えた。やはり混血はいいところばかりが特徴として出るわけではなく悪い特徴も出るらしい。


「私は母の最大魔力を受け継ぎましたがやはり体は父の持っていたエーテリオンの特徴からかあまり強くありません。レイさんはどういう特徴なんですか?」

「まぁ、マナと同じかな? “わからない”と言っておくよ。危なくて制御の難しい力さ」

「レイさんとマナさんって似てますね。力はあるけどわからない……あ、すみません。気に障りました?」

「いや正しいことだし……。確かに似てるかもしれないな」


 マナが顔を赤くしてレイの机の上につまみの菓子とコーヒーを置きルナと向かい合うように座った。マナの態度が面白いらしくルナが軽く微笑む。


「マナさん可愛いです」

「ル…ルナちゃん……。それはどういう……」

「レイさんのこと好きなんですよね?」

「否定は出来ないけど……言っちゃダメだよ?」

「わかってます。頑張ってくださいね」

「二人で何をこそこそ言ってるんだ?」

「レイ君! 何でもないよ……」


 マナが笑いながら溜め息をつきルナをファンのところに行くように勧めた。一応は師弟なのだ。魔法学校は建造が終了するまでタージェのギルドのホールを使っているようだ。生徒達は親元からここまでいつも歩いて通っている。


「ファンさんのところには行った?」

「いえ、まだです」

「行っておいでよ。多分待ってるから……ファンさんは普通に接すれば怖くないんだよ?」


 ホットミルクを飲み立ち上がると小柄な少女が部屋から不安そうに歩いて出て行った。その時、タージェが扉を軽く叩きレイとマナを呼んだ。


「レイ、マナ、最近は多忙にさせて悪いが仲間を三人連れて北に行ってくれ。隊長はレイだからメンバーはお前で選べ。メンバーの一人はマナの固定が条件で決まっている。だがあとの二人はルミ、ギア、ファン、俺、ゼシ、ルナから選べ。アルとリーンは先に北に向かったから追ってくれ。軍隊の動きがおかしいらしい」

「わかりました。ではルナとルミ教官を連れていきます」

 レイに話したあとゼシが入ってきた。マナとルナ用のマントローブを渡しマナの護身用ナイフと肩掛け鞄を置いて行った。


「マナにとっては初任務だ。レイは絶対に守ってやれ。ルナやルミにも気を配ってやれよ?」

「わかってます」

「それから、私も手が空き次第だが、そちらに行こう。私の古里が気になるからな」


 タージェが真剣な顔でゼシの肩に手をのせた。少し思い空気が流れたがすぐにタージェが話を戻し任務内容を告げた。


「任務としてはギアとファンが適任なんだがギアは傷のこともある。ファンは最近体調が良くないとギアから聞いた。今回の任務は偵察と情報収集だ。わかったな?」

「はい。出発はいつですか?」

「それは決まってはいない。全員の準備が整い次第出発だ」

「わかりました」


 タージェは皆からシドと呼ばれ親しみを持たれている。その彼も今回は苦肉の策らしくあまりいい顔をしなかった。だがレイもマナもその日に準備を始めていた。ルナのローブを届けにファンのところにパタパタ走るマナが通りすぎるのを待ち話し始めるゼシとタージェ。


「シド……辛いのはわかるけど今は彼らに任せましょう」

「あぁ、ギアがつきとめたこの中央大陸の真の姿……北の国で見つかるはずだ。その答えが……それが本当ならば。世界はレイの手に委ねられたんだ」

「私たちが知らぬ間に既に傾いた指針はもう、転機を迎えていた……。言い伝えそのままじゃない」

「恐ろしいくらいかぶってる……だが、まだ穴も多い……」

「えぇ、わからないところが多すぎる」


 ギアは地下の研究室で古文書を開き大きな溜め息をついた。ルナに自分の魔法書を数冊譲ったファンが後ろから現れて声をかけた。マーク01がその上をパタつきながら回っている。ファンがマーク01を捕まえ手に乗せて近くの椅子に腰掛け磨き始める。


「お前でも緊張はするのだな。ギア」

「しないほうがおかしいだろう……。この大陸を包む程の魔法陣を敷くんだぞ?」

「弱音か……久しぶりに聞くな。お前の弱音を。私も一緒に敷くんだ。心配はいらん」

「お二人とも中のよろしいことでわたくし安心致しました。流石にギア様の計画を聞いた時には背筋が凍りましたよ。あの神竜を蘇らそうなんて」

「それしか今の打開策はないからな。奴が目覚めた理由もその目的も俺とファンしか知らないはずだ」


 その頃、マナとレイが荷物の整理をしていた。マナははじめての遠出となるため少し緊張気味だがレイは淡々と準備を進める。


「いつもそうだけどレイ君ってなんでそんなに静かに作業してるの?」

「いや、何でと言われても。そこまで楽しい物じゃないし」

「そうかなぁ……。ちょっと緊張するけど私は楽しみだけど……」

「でも、仕事だしなぁ……」


 マナはだんだんと元気がつき明るくなっている。黄金色の大きな瞳はたまたま鎧をとったレイの首筋を見た。そこには綺麗に縫われた傷を中心に幾筋もの傷が見受けられた。


「レイ君……それってなんの怪我?」

「あ、見えた? 師匠との特訓で嫌でも出来ちゃうのさ。師匠につけられた訳じゃなくて能力を使うと……マナ!?」


 少し震え気味のマナがレイに抱きつき完璧に同様しているレイは対応できずに固まっている。


「あ!…………ごめんなさい!」

「いや、いいよ。マナは最近元気になってきたよね」

「うん。みんなのおかげでなんか力がついた気はする」

「レイ君……ちょっと目をつぶって」

「あ、ぁぁ……。こうか?」


 小さな手が背中に回り息遣いが近くなって行く。唇が触れレイが目を開けるとマナは走って自分の個室に逃げ込んでしまった。


 北の大陸の軍事国家の最中を隠密機動さながらに動くリーンとアル……。ゼシの伝達で近くにあるはずのノースビーストの村を探しているが見えて来たのは先に進めども戦車の波だ。周りには重武装の歩兵。そして、設置式の砲台。なぜそれらが設置されているのかは定かではないがこれからこの場所で何かが起こるのは確かだ。考えなくてもこの物々しい空気によって全てを把握出来る。


「アル姉さん……。こりゃなんかあるで?」

「わかってる。主砲や他の予備の砲台ですら全て一点を向いてるっていう時点でおかしいわよ」


 変化が起きたのはそれから三十分後だった。戦車大隊が揃って砲手を向ける地溝から黒い巨大な生物が舞い上がった。それはどうみても……龍……。古文書の一つバイブル……創世の書に出てくる空想の生物のはずだった。それは戦車大隊に黒い炎の球をぶつけ一瞬にして黒い海を赤黒い炎と焼けて溶ける金属の平原に変えた。たまたまリーンの反射神経とアルの経験が重なりなんとか回避したが……もろに食らえば命はなかっただろう。


「リーン……。急ぐわよ」

「あぁ、……あんな物に殺されてたまるかいな……」


 次の日にレイ、マナ、ルナ、ルミがギルドを出発し北の平原に向かう。その頃のヴィヴィア、フィトも東の国に付き任務を遂行するために動いていく。各々の目的が重なり動き出す。


TO BE CONTENEW

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