キャラクター紹介(第2部)
第2部から登場するキャラクターの紹介です。
朝倉鞘子
北海道で暮らしている黒い髪を長く伸ばした背の高い女性。長い髪を後ろで結ぶ為の髪留め用のゴムも持っている。
人間 女性 20歳
周囲から「女らしさ」が足りない、そんなじゃいくら頭が良くても結婚できない、と言われ続けた。ただ男性や女性を攻撃したり、適当な理由をつけて気に入らないものを排除しようとする、本当に解決するべき問題から目を背ける人間ばかりの今の社会を憎んでいる。ただ「女性らしく振る舞う女性」が嫌いな訳では無い。趣味は音楽鑑賞でハードコアテクノ、ロックやパンクミュージックを聴いている。
運動神経は高く、ユグドラシルに来てからは剣術の才能を開花させる。
ジャンヌ
ガルドラル王国の王女で次期国王。毛先がカールした桃色の髪を肩の辺りまで伸ばしている小柄な体格の女性。
人間とエルフのハーフ 女性 24歳
極めて優れた魔法の才能とそれを使いこなせる知性も持ち合わせているが、それ故に周囲を見下している様な態度も見せている。良心が無いわけではなく、自身が行った儀式で異世界から呼んだ鞘子や、王家直属騎士団の団長で自分に思いを寄せているウィブダグには彼女なりに気を遣っている。父であるクラキ6世とも仲は悪くないが、王政の廃止を目指している彼とは違い王政を執って自分が国を仕切るべきだと考えていて、政治的には対立している。趣味は園芸の他、馬術も嗜んでいる。
攻防一体の強力な魔法で戦い、孤立しても単独で敵と戦える程の実力がある。
ウィブダグ
王家直属騎士団の団長。金髪で短い髪の青年。
人間 男性 25歳
剣術の才能に優れていて、それに驕らず鍛錬を重ねて「ガルドラルの聖騎士」とも呼ばれる程の実力を誇る騎士。王女であるジャンヌを自らの主君としているが、その一方で彼女に対して恋心を抱いている。趣味は馬術や読書で自らの能力を磨く事を怠らない。
騎士として鍛え上げられた剣術の実力は極めて高く、他の騎士との連携を重視した戦術だけでなく、孤立した時の戦い方も心得ている。
クラキ6世
ガルドラル王国の国王。白い髪で髭は剃っていて、顔は綺麗に整えている。妻はエルフのイスロ。
人間 男性 50歳
王族としての教育を受けてきたので作法は完璧であり、性格も明るく民の事も見下さずにできる範囲で弱者の救済の政策も出した。王政を少しずつ廃止して民主的な政治を目指す為の改革を目指しているが、娘であり次期国王であるジャンヌからは反対されている。
イスロ
ガルドラル王国の王妃。濃い赤色の髪を後ろに束ねている。
エルフ 女性 52歳
絶世の美女と言われる程の美しい容姿で、若い頃に夫であるクラキ6世が一目惚れした。野心家でもあり娘であるジャンヌにも、王政を執るにふさわしい国王になる為の教育を行なってきた。