表示調整
閉じる
挿絵表示切替ボタン
▼配色
▼行間
▼文字サイズ
▼メニューバー
×閉じる

ブックマークに追加しました

設定
0/400
設定を保存しました
エラーが発生しました
※文字以内
ブックマークを解除しました。

エラーが発生しました。

エラーの原因がわからない場合はヘルプセンターをご確認ください。

ブックマーク機能を使うにはログインしてください。
10/31

10話:朝の母と専属メイド

投稿が遅れてしまい、申し訳ございません。

ちょっとトラブってしまいました。



前回の簡単なあらすじ:フェリシアの人物像と、双子の登場


今回は色気回です。

これくらいなら問題ないですよね…?


12/11 少し表現を変えましたが、

さほど変化はありません。

12/13 やっぱり変えました。

やってやったぜ( ̄ー ̄ゞ-☆

 二人と話して、少しだけすっきりできたボクは、二人が下がってしばらくして、ベッドで横になった。たまには自分でするけれども、基本ベッドメイキングは二人にしてもらっており、寝心地は最高の一言である。とにかく、明日のことは、明日考えよう…



「……」

「んん~、もう少し~…」

 翌朝、目が覚めて一番最初に視界に映ったのは、自分の上にうつ伏せで寝ている、母・フェルトの寝顔と、剥き出しになった二つの果実であった。しかもいつの間にか、ボクの寝間着もなくなって、下着一枚しかないし…。相変わらずな人である。


 聞くところによると、母は性欲がとても強いらしく、父との初夜の感想が、「物足りない」だったのだそうだ。それを話すときの父の顔は、今でも忘れない。しばらくは自分で処理していたそうなのだが、ボクが10歳になるかならないかの当たりで思い付く。…思い付いてしまった。


『そっか♪ズァークさんだけじゃ足りないなら、他の人に頼めばいいんだ!』


 一歩譲って、その発想はまだわかる。なぜその相手にボク()()()()を選んだ。使用人で良いじゃないか。以前そう聞いたことがある。すると決まってこういう。


『だって、一番()()()()()なのが、あなたたちなんだもん。』


 …魔女だ、絶対この人魔女だ。

 しかも(たち)の悪いことに、母は小柄なのに平均サイズ以上の果実を持つ、いわゆる『ロリ巨乳』で、加えて自身の身体の使い方を熟知していた。そんな人を相手に、いくら二度目の人生といえど、初心者が抗えるだろうか、いや抗えない。

 ーー要は美味しい思いをしているんだな?と思ったそこの諸君、おおよそ正しい。まあ実際、倫理観に目を瞑れば、待っているのは脳を溶かすのではないかというほどの快楽、ボクやトールだけでなく、同性のフィーアですら、その餌食となっていた。今は三人とも領地を離れて暮らしているため、被害にはあっていないが。


 とはいえ、さすがに今日は駄目だ。なぜこれから女性に、それも婚約の話をしに会いに行くという日にする。とりあえず周囲の確認をする。何かされた形跡、無し。匂い、無し。何もされてはいない。しかし、この光景はいろいろ良くない。さっきから自分の身体がムズムズしているのを感じる。まずい、これ以上はーー


「ルーク様、もう朝ですy…って、またですかフェルト様!!!!!!」


 ここで、アニーがボクを起こしにきて、顔を真っ赤にして叫んだ。良かった、これで一安心だ。

「ふぁあ~…あ、アニーちゃんおはよう♪」

「おはよう、じゃありません!何してるんですか!?昨日せっかくルーク様に、『邪な心を持たないように』と確認したというのに、これでは余計考えてしまうではないですか!!!!!!」

「え~、だあってぇ~」

「だってでもありません!もう離れて下さい!準備が遅れてしまいます!」

「は~い。」

 アニーの凄いところの一つは、母の暴走を押さえてくれるということである。アニーが来てくれて良かった。


「ありがとう、アニー。いつもごめんね。」

「何をおっしゃいますか。主を守ることがメイドの役目。あれくらい当然です。ささ、もう脱いでいることですし、さっそく()()()()()()()。」

「…うん、アニーもぶれないね。まあいいけど、1分だけだよ?」

「はい。では、…」

 そう言って、アニーは下着一枚のボクに抱きついてきた。


 アニーはとても優秀なメイドだけど、毎朝寝起きのボクに抱きついてきて、ボクの匂いを堪能?している。本人いわく“匂いフェチ”らしく、「ルーク様の寝起きの匂いは最高です!」とのことだった。いつもはクールで優秀なメイドなのに、この時間はご満悦の表情で、ボクに抱きついている。

 アニーはボクやルアーノ同様、普段から身体を鍛えているので、メリハリのあるスタイルはとても綺麗だ。加えて今はさらしを巻いているが、それをほどいたときの双丘の大きさは、フェルト(母さん)以上だ。そんな身体が、さらしを外して抱きついてくる(ちなみに今は気を遣ってか、さらしを巻いたまま抱きついているが、それでもすごいものはすごい)。


 ーー羨ましいと思った諸君、「立場上は問題無くとも、日本人の倫理的に手を出すのはどうなの?」というこの状況、結構キツイよ?多分だけど、手を出してたら、この信頼は得られてないだろうし。



「…もう1分経ってるけど」

「…は、も、申し訳ございません!」

 ようやくアニーが体を離してくれた。若干顔が赤い。いつも思うが、なぜ抱きついてる間は問題ないのに、離れるときに恥ずかしがるのだろうか。



 ちなみにこの後、朝食を食べに食卓に向かうと、そこにはげっそりした父と、肌がツヤツヤな母という見慣れた光景があり、トールとフィーアは、しばらく姿を現さなかったのだった…

読んでくださり、ありがとうございました。

記念すべき第10話がこれで良かったのでしょうか?

楽しんでいただけたなら、幸いです。


女性のカップとかはよくわからないので、

イメージしやすいようにある程度簡単に説明すると、


フェルト:サイズそのものは平均より少し大きい程度

だが、小柄な分大きく感じる。

アニー:実は今まで出たキャラでは一番大きいが、

普段はさらしを巻いて、目立たないようにしている。

朝の匂いを嗅ぐ際、普段はさらしを外してから

嗅いでいるが、今回は着けたまま行った。


といった具合です。フィーアは『成長途中』です。hinではありません(フィーア談)。

評価をするにはログインしてください。
ブックマークに追加
ブックマーク機能を使うにはログインしてください。
― 新着の感想 ―
このエピソードに感想はまだ書かれていません。
感想一覧
+注意+

特に記載なき場合、掲載されている作品はすべてフィクションであり実在の人物・団体等とは一切関係ありません。
特に記載なき場合、掲載されている作品の著作権は作者にあります(一部作品除く)。
作者以外の方による作品の引用を超える無断転載は禁止しており、行った場合、著作権法の違反となります。

この作品はリンクフリーです。ご自由にリンク(紹介)してください。
この作品はスマートフォン対応です。スマートフォンかパソコンかを自動で判別し、適切なページを表示します。

↑ページトップへ