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赤の君の依頼

二人が道具の手入れをしている

そこにノックの音 コンコン

「入るぞー」


「どうぞ」


「今回の依頼だが聞いているな?」


「赤の君の依頼だと伺いましたが・・・」


「あぁ・・・そうだ」

赤の君とは長年生きた知性を持つモンスター『レッドドラゴン』

人化もできる


「緊急の依頼だが二人共動けるな?」


「動けます、先日より召喚された勇者の動向を探るよう副リーダーから言われていたので」

「私も同じく動けます」


二人はそう答えた



「で、今回の依頼なんだが・・・」


赤の君が暫くダンジョンを離れるという事らしい

期間は1週間ほど

ドラゴンの会議があるらしいのでその間にやってくる勇者一行の足止め、撤退の依頼


赤の君の方でも調査を行ったらしく他の冒険者などは来ない

勇者一行だけらしい


勇者一行がドラゴンのダンジョンの最下層に行ってボスが居なかったらダンジョンの評判はガタ落ちするだろうし赤の君は絶対に阻止したいだろうなぁ



そこでお眼鏡に叶ったのが我がクラン『ゴキゲン鳥』

仕事内容は・・・

マナ(ダンジョン修復に使われる自然魔力)が欠乏したダンジョンへ赴き手動での罠の設置が主


ダンジョンにも難易度が様々なのでそのダンジョンにあった罠を設置


ダンジョン主不在時の緊急防衛網設置


流石に初級ダンジョンで即死級の罠を設置する訳にはいかないので難易度を凌駕しないようなバランスを心がける


ダンジョンでの直接戦闘はしない

これは依頼主である赤の君も了承済み

まあ直接戦闘しても勝てる見込みは微塵も無い

ゴキゲン鳥の仕事は足止めで勝利、撤退させれば完全勝利

踏破されたら・・・考えたくもない・・・赤字になる・・・


「まあ難易度は跳ね上がるしお前らの仕事もちょいとキツイ」

けどいいよね?って目で見る


「「特別給料期待しますね」」


ハモんな

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