病気とロリコン
メウとビスが好きすぎて、もう少しだけ、二人の話を書きます!
良ければ、お付き合いお願い申し上げます!
「そう言ことだったのね……」
キャロルは二人の女の子がこの島に引っ越してきた理由が分かり、納得した。
「だから、エオをこれ以上無残な姿にして欲しくないのだ……!」
「私からもお願する」
メウとビスは頭を下げた。エオはキャロルからボッコボコにされて、見てられない哀れな姿になっている。
「あ、頭あげてよ? これじゃまるで私が悪いみたいじゃない」
「いや、悪いんだよ! こんな殴る必要ないじゃんか!」
エオのヒリヒリする頬を抑えなら叫んだ。
「悪いのはエオじゃない! そんな可愛い女の子二人も連れて、あ、あんな言葉言ったら、道外れた人だと思うわよ」
「せい……」
「「行ったらダメ」」
エオとキャロルはメウの口を手で塞いだ。
「で、なんで、二人はそんなものが欲しいんだ?」
「子供が欲しい」
「あー、そうだよねー、はは」
キャロルはエオに向かって中指を立てている。ギャングか何かなのだろうか。怖すぎ。
「私たちは早く、子供を作るか、旦那様を見つけて島に帰りたいのだ」
「そんなにトリノコ島が恋しのか?」
「違う、そうじゃない」
「……??」
「ママが病気なのだ。薬を届けたいのだ」
「そうなのか……」
「そうだ、だから、届けるためにも、早く婿を作るか、子供を孕ますかして帰らないといけない」
ツッコみをする気にならない。
「ママはどんな病気なの?」
「性欲が無くなる病気……」
「それって?」
マトソムの呪いだ。しかし、その呪いはマトソム逮捕後に処理されたはず。まだ、残っていたのか。
「そう言うことだったのね……」
キャロルが何かを閃いた。
「何か、分かるのか? キャロル?」
「エオは知らないかもだけど、この呪いはグレンドゴランゴ島の力を借りて排除したのだけど」
知っている。王から直接聞いた。
「その呪いは根本的な解決はしていないの」
「というと?」
「大規模の呪いは大きな土地に魔法陣を植え付ける必要があるの」
「トリノコ島にその魔法陣が!」
「可能性はあるわね、ちょっと連絡しておきましょう」
キャロルはステータス開き、グレンドゴランゴ島に連絡を入れた。
「明日の朝には到着して昼から、調べるって」
「なんで、連絡先知ってるんだ?」
「仕事柄ね、色々と進んでるのよ」
「そう、か?」
良く分からないが、今はスルーしておいていいだろう。
「エオ、早くご飯食べたい……」
「私もなのだ…………」
「おう、そうだな」
雑貨屋ヒマワリで魚を買った。ここまでの品揃えなら、雑貨屋って名前じゃないほうがいいような気がするが、キャロルに訪ねると。
「私にもこだわりがあるのよ」
と、返されてしまった。
エオの家にて。
「これはどういうことだ?」
エオは畑を見て、驚いた。
何日も前に、一度だけ水を上げただけ、それ以外全く手入れをしていなかった。
それなのに。
「エオ、これ、滅茶苦茶に上手いのだ」
「ビス、それ食べれるか?」
「何を言っているのだ? これは【カルテルの実】だから、大丈夫に決まってるのだ」
畑のには、不思議な植物が成長し、まるでアマゾンの樹海になっていた。
角度によっては、家が見えなくなるほどに生い茂っている。
「エオやっと帰ってきた!」
「あ、御無沙汰しています」
ケレルン種屋のお姉さんだ。
「凄いなこれはうちの種なのかい?」
「そうです」
「特殊改良してもこんな上手くはいかない、エオ何をしたんだ?」
「いや、特には?」
お姉さんはエオを化物を見るかのように、見た。
「そんな目で見ないでくださいよ」
「こんなことが出来るのは、マスタークラスの作物量産スキルを持った者だけなのだが……」
「あ、そのスキルなら持っていますよ」
「み、見せてみろ!」
お姉さんは興奮気味にステータスを開かせた。
「そんなバカなことが……」
「どうでした?」
「マスタークラスなんてもんじゃないよ、全属性カ対応してるし、全ての数値において、レベルが上限突き抜けてる……」
お姉さんは立ち眩みで、倒れそうになったが何とか踏ん張った。
「明日の早朝、ケレルン種屋に来てくれないか?」
「良いですけど?」
「待ってる……!」
お姉さんはゾンビのような足取りで帰っていった。
「エオ、いっぱい取れたぞ」
「取れたのだ」
二人は服を捲りあげ、袋にし、その中に大小様々な木の実や野菜を入れている。
「これも、料理に使えるかも」
エオは家に戻り、早速料理を始める。
エオの料理姿をニコニコして見つめる二人の天使。
可愛い可愛すぎる。
キャロルには申し訳ないが、認めなくてはいけない。
僕はロリコンです――。
次回
エオ、種屋でもロリコンの巻。




