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ネラ物語〜深き森にて、禁忌を求める孤高の魔女〜  作者: 星狼
〜森の外へ〜

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32/45

知る事

森小屋の扉が開く。

静かにではなく、勢いよく。

その音にメイニヤックの瞳が鋭くなる。


そして、扉からネラの姿が現れた。


「ウルフ!待ってたの……!この数ヶ月で、信じられないほどの進展があったわ!」


ネラの声に力を感じない。

表情、態度、全てに彼女らしさを感じない。

右手に視線を移すと、彼女の握った拳は震えている。


「……何があった?先に聞こう」


ウルフは声を鎮めて静かに問いかける。

それは直感だった。

今、ネラに必要な物は新たな解析結果の情報を与える事ではない。

彼女の身に起こった、自分の知らぬ出来事を更に解析する事である。

与えるではなく、知る事。


風が少し収まる。

ネラは口を開き始める。


「実験中に……制御を失って、研究室で爆発が起きてしまったの……」


ネラの声は震えている。

握り締められた拳の震えは収まったようだ。

だが、まだ知る必要がある。

この震えの原因を。


「……なんの実験中にだ?」


ウルフは再び問いかける。

ネラが息を静かに吐く。

風は収まった。


「火属性と風属性の……感情の熱量を増幅する実験よ。でも、制御できなくて……」


ネラは言葉を絞り出した。

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