26/43
蒼い炎
『根源の力』は形となった。
だけど、何処かで何かが足りていないと感じていた。
それが何かはわからなかった。
蒼い炎を照らして、私は森の奥深くへと進み続けた。
変わらぬ風景。
何処かで見た木。
変わらぬ日の光。
何度も何度も同じ場所を彷徨い続けた。
だが、彼らがここに来て変化が起きた。
自分がこの暗闇を進んでいる理由を知った。
透き通った水がある泉を見つけた。
柔らかな風が吹く開けた場所を見つけた。
孤独だった時には見つける事が出来なかった場所。
彼らとの出会いで私は新たな場所を知る事が出来た。
ーーネラの仮面がひび割れていく。
炎は蒼ではない。
赤だ。
ウルフ。
アルク。
メイニヤック。
彼らとの出会いで、私の炎の色が変化している。
孤独な蒼い炎ではない。
今は白い炎だ。
温かい赤が混ざる事によって、蒼が消えたのだ。




