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『勇者などいない世界にて』  作者: 一二三
第一章 二つの世界
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第一章02 深夜の絶叫


 山賊退治のお仕事——正確には謎の鉱石調査兼行方不明の少女捜索——を終えて帰還した日の夜。月の他に村を照らすのは点在するランタンの灯火だけである。

 八月も後半だが、夜風は未だ生ぬるく心地悪いというのが素の感想だ。


 決して大きいとは言えない暗い村、アル・ツァーイ。その一角にあるやや大きめの家は、村民以外が見ればまさかそこに住んでいるのが兄妹ふたりだけとは思わないだろう。

 事実、八年前までは両親を含めた四人家族で生活をしていたので過去に目を向ければ間違いない。

 が、その両親もとある事情により死去。残された子供たちが村全体の支援のもとにそのまま家で過ごしているという訳だ。


 さておき、件の兄妹はいま、ソファに寝っ転がって読書をする(グラン)と椅子に座って軽く魔法の練習をする(メイア)で各々自由に時間を使っていた。


「ねぇお兄ちゃん。魔法球の中に魔力を込めるのってどうやってる? 私いつになってもできる気がしないんだけどさ、どうすればいいのかなぁ」


「慣れれば器に水を注ぐようなイメージでできるんだけど」


 うーん、と一拍悩んで、


「メイアのそれは魔力を纏わせているってところだろ? 魔法球ってのはつまり、魔素(マナ)の密度・濃度を測り確かめる過程を可視化させているに過ぎん。その状態でも測ることはできるんだし、注ぐことに注力しなくてもいいんじゃないかな」


 魔法球とは、文字通り魔法の球だ。

 魔法とは一般に、体内から放出される魔素(マナ)の濃度や量、つまり魔力量によって効果に差が現れる。グランが言及したように、魔法球は力を注ぐことで自分がいまどれだけの魔力を使役できるのかを明瞭に測る為の方法と理解されている。

 よって、あくまでもこれは練習用であり、これを戦闘で用いようなんてことをする者はほぼいない。


「まあ、使い方によっては戦いに役立てられるんだろうけどさ、そんなことするやつなんて相当な変わりもんだよな」


 そんなことより、とグランは強調して、


「これを極めることより、実際に魔法を使って感覚を掴んでみる方がいいんじゃないかって俺は思うぜ」


「そういうものなのかなぁ。そうだ、今度エスティアさんとこに行って本でも読みに行こうかな! 難しい理論とか読みたくなくて今まで無視してたけど、そろそろ学ぶ必要が出てきたのかも」


「正確にはあそこは資料室だから本じゃなくて資料が置いてあるんだけどな。いや、資料も大体が本だから間違いじゃないのか……ふうむ」


「もう、そんな細かいことはどうでもいいの! とにかく、お兄ちゃんも一緒に行こうね!」


 メイアは天使の笑みで約束を取り付ける。

 兄も兄で、確かに細かい魔法論についてはノータッチだったなと省みていた為すんなり受け入れた。


「それで、そっちは今日からやっと新しい本なんだね」


 話はあれよあれよと言う間に変わる。

 妹のその視線の先にはグランが読んでいる分厚い本があった。まだ読み始めたばかりで、見開きの左右で厚さに違いがありすぎてページが捲れないようにするのも一苦労といった様子。


「神代の伝記もようやく三巻目。一体今度は何年かかるんだか」


「ほんとにね〜。毎日少しずーつ読み進めてはや十年、やっと二冊読み終わるってどうなの?」


「そんなこと言われても……八歳に読み始めて、でも難しい話を理解するために本当に少しずつ読み進めなくちゃならなかったんだし。年齢を重ねて理解は早くなっても日々の特訓とかも相まって読む時間は無かったんだ、仕方ないね」


 彼らの話題は、グランが八歳の頃から読み始めたシリーズものの物語だ。と言っても作者不詳で半ば神話に近い、それでいて内容だけはとても有名な本となっている。

 実際に神代に存在した人物の物語として「伝記」と分類分けされているが、既に神代というだけで真偽は怪しいところだ。


 最初、初めて読んだのがシリーズ一作目の『神殺し』という。よもや十代にも満たない子供が読むことを想定されていないようなものだ。


 内容を軽く説明すると、ハルツィネという名の男が神々への叛逆を目論む話だ。神の法に縛られた生活にうんざりしての結果らしいが、当然ただのヒトが神のもとへ辿り着けるはずもない。

 そこから千を悠に超えるページを読み進めることで、結果として『神の国』へ赴いたハルツィネを迎えられる。彼は神々を、特異な炎属性の魔法を駆使することで圧迫するが惜しくも敗れてしまうのだ。


 こうして幕を閉じる物語だが、その最後でハルツィネは筆者により英雄と評されている。

 現にこの世界の貨幣単位(パールとツィア)がこの者の名前に由来していることを踏まえると、かなり多くの人がそれを支持しているのかも知れない。

 グランもその一人で、六年かけて読破したときには作品の虜だった。彼が新たな本を買うのも自然な流れだったと言えよう。


「ふーん。一作目では英雄さん負けちゃったけど、前まで読んでたのは確か戦いに勝利できたんだよね」


「タイトルが『討譚』って付けられてるくらいだからな、やっぱ討ち勝たないと辻褄が合わない」


 二作品目の『討譚』も名の通り戦いが絡んでくる。

 これは前作のハルツィネが『神の国』に辿りついて、本来いた世界を留守にしていた時の話。とてつもなく強く、そして名声を轟かせていたハルツィネが空席を作ったことで邪悪な存在が現れるところから始まる。


 主人公はヒエロアという水の加護の恵みを受けた青年で、優れた魔力と武力を持っていたと言う。一度は邪悪の使いに敗北し絶望を味わうものの、仲間を得て立ち上がり、遂に邪悪を屠る。

 そんな今でも王道に引き継がれるような物語だった。

 ちなみに、文を読むのに慣れてきたグランがこれを読破するのにかけた時間は四年。


「それで、今読んでるのは?」


「これは『ヴェルト』だな。まだ序盤だから詳しいことは分からないけど、風を使って世界を探求しようとしているらしい」


「世界を探求? なんて言うかまた、前とはジャンルが違うね。また激しい戦いでも繰り広げるのかと思ってたよ」


「それな? けど色んな知らない魔法とかが出てくるから面白くてやめらんねぇのよ」


「…………言う割には何年も読むのに時間かけてるけどね」


 妹にジト目を向けられ、そりゃ仕方ないだろうとグランが反論する。


「そもそも話の内容も複雑で把握するのが大変なんだ。この作品も、英雄ハルツィネが『神の国』なんていう、この世界とは別の世界に移動したという経緯を基にできててな。世界——あるいは時空なんてものが複数あるのだとしたら、無限に広がっているように見える世界にも末端があるんじゃないかって主人公アクイロが考えるところから始まるんだ」


 あ、兄の早口語りに火がついたなと察知する。

 もともと、メイアもかつては一緒に本を読んでいたし、その神代の伝記にも興味はあった。もちろん今は興味がない、ということではないのだが、あまりにも物語が長過ぎることと内容が少々複雑だったりすることがメイアには合わなかったのだ。

 だから、


「あと驚いたことにアクイロは学者なんだが、女性なんだよ。いや、神代についての作品って主人公が男であることがほとんどだから、珍しい部類だよな。けど彼女が風の恩恵を受けた学者で、『世界』をひとつの立体空間の単位と見たってのが一層面白くさせてくれてる」


「ん、あーっと。つまり、今まで明かされてなかった謎にアクイロが一冊かけて迫るって、そういうお話なのね?」


 メイアは適当に、理解できた部分だけを言い換えて話をまとめるに至る。


「ま、そういう解釈でいいな。もっとも、この本の分厚さで全部が全部理論を書き連ねるだけってことはないはずだけども」


 グランもグランで、妹に物語の内容を全部布教しよう、なんてことは考えていない。口には出していないが、難しい説明から逃れようとしているのだろうと理解しているからだ。


「ところで、その魔法球」


 と、妹の手の上に浮く透明の球を指さして言う。


「え?」


「いや、微量だけど魔力注がれてるじゃんって思いまして」


 言われてメイアも視線を自身の手に戻すと、確かに球体の中に魔力、この場合は白く微光を帯びたものが、液体のように底の方で揺らめいていた。

 そう、確かグランの読む本の話をする前、メイアは魔法球に魔力が込められないと悩んでいたのでは無かったか。


「え、」


 一拍置いて、


「なんかできちゃってるんですけどおおおおおおお!!!」


 夜の静かさの中に少女の咆哮が轟いた。


「ねえ、わたし、いま、どうやってやったの! お兄ちゃん教えてよ! も一回やりたい!」


 まさかの出来事に興奮が抑えきれなくなったメイアに「俺も分からんて」と返すグラン。

 ちなみに、兄妹が家で叫ぶことなど村の人々はもはや慣れている。だから夜中だろうと「仲がいい」とか「元気」という評価が下されるだけである。


「俺は魔力を込めることも纏わせることもできるから、至極当然のことと思ってたけど……なにか魔法球に関しちゃ個人差みたいな、適正的なもんがあるのかもな」


「うう、余計に資料室で色々漁りたくなってきたよ」


「魔法に関しちゃほんと今まで勘でやってこれてたと思うぜ。俺たちの一生の夢を思えば、資料室に入り浸るのも一つの方法として最適だったかも知らん」


「だね。強くなりたいのに資料読むなんて時間の無駄。そう思ってた時期もありました」


 そう思ってた時期がつい数分前まで、ということにグランは目を瞑ることにして、メイアに賛同の頷きをする。


「ふぁ〜あ。今日のところはもういいや。お兄ちゃん、私さきに風呂入って来ちゃうよ?」


「おう、いいぞ。俺はじゃあこれ読んで、メイアが出たら入るわ」


 言うとグランは読んでいた分厚い本『ヴェルト』に再び視線を落とし、メイアはそそくさと部屋を出ていった。

 日中動き回ったあとに魔法の練習だったりをしていて二人共に眠気が襲って来ている。とりわけ、ベッドにうつ伏せになる形で本を読むグランを襲う魔の手は強かった。


『アクイロの風が周囲の建造物を優しく呑み込んで、その造形を緻密に彼女へ——くれる。それは自然風に紛れる——あり、アクイロ————法は誰にも真似できない、唯一の力で————』


 うつろうつろ、頭がぼーっとして所々で文字を読み飛ばしてしまう。それに気付いてまたその部分を読み直し、また違うところで読み飛ばして、という具合に数分が経過して。


「ぐぅ」


 寝ていた。

 顔面を分厚い本に押し付けて眠りの世界へこんばんはである。夏の暑い夜、当然額には汗も浮かぶためページが若干ながら染みてきている。

 特に寝ている状況でこれと言って説明することもなく、そのまま約三十分が過ぎて、


「あだッ! んぁ、やっべ暑ぅ」


 寝返りと同時にソファから落下することで目が覚める。思ったより自分の身体が汗だくで驚くも、それより目線と同じ位置にある本に目を奪われた。


「え、え、う——」


 汗でぐっちゃりと濡れた見開き一ページ。あまつさえ顔を埋めて寝ていたせいで折られたような線が浮き上がっていた。大事にしていた(はずの)新品が不注意な睡眠で見るも無惨に。


「うおおおおおおおおおおおおおおおおおおお!!」


 青年の雄叫びが家の壁という壁を貫く。

 再度注を挟んでおくが、夜中に彼らが叫ぶことなど今に始まったことではない。もはや村民は騒音など気にしない。そう、些事なのだ。


「お兄ちゃん、何があったの!?」


 ただひとり、その叫びに対応する者と言ったら妹メイアしかいるまい。

 風呂上がりの、それもただ素っ裸にタオルを巻いただけの状態にも関わらずリビングに顔を出す様子には、十分に兄のことを好いているのだと認識させられる。


「いつの間にか寝てて起きたら本がよだれまみれに!」


 ただ、


「なんだ、そんなことか」


「えぁ?」


「そんなの自業自得じゃん。また寝る前に風呂入っちゃってよ!」


 駆けつけた挙句に雄叫びの理由がよだれとくれば、さすがのメイアも興醒めといったところ。ドアから覗かせていた顔を引っ込め、そそくさと風呂場へ戻っていってしまう。

 グランは分厚い本を抱えたまま拍子抜けした顔でドアの方向を見つめて————


 ぞわり、と。


 背後から「何か」が忍び寄って、グランの腕をなぞった。感触としては触れているのが物質という感じはしない。もやのような、感覚的に魔法の類だと推察する。


「なんなんだ、これ」


 恐怖心はそのままに、横目で腕を掴んだそれを見る。

 その黒い(つる)のように伸びた闇を視認した瞬間、一気に異常は加速した。背後から伸びる闇はグランの四肢と胴体をがっちり掴むと、その漆黒を肥大させ呑み込んでいく。


「『オリヘプタ』」


 グランだけが使える謎の魔法。七つの青く淡い光球があらゆる耐性を貫通してダメージを与えるというそれが、彼の両手から発出——されない。


「『オリヘプタ』『オリヘプタ』! なら、『オリロート』ォ!」


 全身は既に固められ動かすことすらできないが、詠唱できれば魔法の一つや二つくらいなら撃てるはず。しかし、彼が使用できる全ての魔法を誦じても発動しなかった。


 まさに異常。

 背後にはただならぬ気配を感じるものの、既に頭頂部から左目までを闇で囲われ振り返ることもできない。ただ動揺と恐怖が心を蝕んでいく。


「お兄ちゃん! 私に軽くあしらわれたからって家を燃やそうとし、ない、で…………」


 魔法を連発しようとするグランの叫びを聞き、メイアが寝巻き姿に衣装チェンジして戻る。が、その勢いはただちに失した。


「お兄ちゃん、何それ!?」


 兄の背後で裂けた空間と、そこから溢れる満タンの漆黒がメイアの全意識を奪っていった。これがグランの魔法による作用でないことは妹メイアには一目瞭然。彼と親しくなくとも苦悶に満ちた面を見れば察せることだろう。


「わからん! とにかく動けないし何故か魔法も使えないし、これの手がかりすらねえ!」


 闇はいまも僅かに、されど着実に全身を覆い包もうと蠢く。

 ただ唯一動く口だけが頼みの綱だ。


「なら、私がなんとかしてみる!」


「どうやって!」


「お兄ちゃんが魔法を使おうとしたなら私なら、ね! 『コルティツァ』ッ!」


 創造魔法による氷の槍を手中に作り出し、狙いは左腕を掴む闇の一本。物理的な実体を持たぬような闇に通用するかは度外視。ただ魔法であれば可能性はあると信ずるのみである。


「やあああああああああああッ!」


 助走をつけてグランとの距離を詰めることほんと数メートル、一瞬で間合いに到達し槍をひと突き。一面の黒を穿つきっかけにならんとしたところ、


 パリ、と。


 その音が氷槍の先端部から聞こえてきたのだと脳が認めたときには既に、その先端から持ち手中央辺りまでが砕け散っていた。砕けた、という表現よりも魔素(マナ)の状態にまで分解されたと言った方が正しいだろうか。


「うそ、なんで!」


 同時、メイアの思考は「助ける」で一杯になる。


「『コルティツァ』! 『コルティツァ』! 『コルティツァ』!」


 氷槍を生み出しては振り上げ振り下げ突きまくる。その度に砕かれ壊され爆ぜていく。兄妹を嘲笑うかのように、すべては無駄になる。


「おそらくこれは、魔法的な干渉を許さない空間が闇の周囲に働いてる。メイア、何をしても無駄だ。今の俺らには対処できない力なんだ」


「何言ってんの? まさかここで諦めろって、お兄ちゃんを諦めろって言いたいの!?」


 もう全身の殆どを包まれた兄の言葉に、冷静さを欠いた妹の激昂が返る。

 再三に渡って言うようだが、二人が叫ぶことは日常茶飯事のことである。もしかすれば数人は訝しむこともあろうが、悲痛な叫びも激昂も、兄弟喧嘩が始まったものだと理解することだろう。


( それにもし村のみんなが来ても出来ることはない……だから私がお兄ちゃんを救わなくちゃいけないのに!)


 しかし、


「違う、違うんだ。メイア、やるべきは今どう——」


 その時が訪れてしまった。

 言葉の途中で、完全に音が絶たれてしまう。

 目の前にあるのは裂けた空間と、グランを包んだ漆黒の球体。その闇が強すぎて、兄の気配すらもはや感じない。


「あ、あぁぁ………………」


 自然と、自然と、メイアの膝はくの字に曲がり床に座り込んでしまった。それを見下すように黒い球体は渦巻いて、それが自分の絶望を具現化されたものなのではと錯覚してしまう。


「私たちは、何かを間違えたの? 何かの罰なの? 嫌だよ、私たちからこれ以上、何かを奪っていかないで」


 その問いに答える者は誰一人としておらず、しかし、闇は煙のように崩壊を始めた。

 はっ、と顔を上げる。

 闇が消える。それはもしかして、世界が兄妹に奇跡を分け与え、兄が無事に戻ってくるんじゃないかと。絶望に希望の穴が空く。


————ああ、運命は私たちに味方を


 ()()()()()()()()()

 完全に闇が発散したとき、その中にグランの姿を見ることは叶わず。その視界に入ってくるのはただ単に普通のリビングだけで、それでいてポツンと、必要なピースが1つ欠けている。そんなリビングだけが、広がっている

 


 すなわち、この日を以てスマクラフティー兄妹は、完全に分たれたのだった。



2ヶ月ぶりの投稿、もはや遅筆の一言では表せませんね。

しかし、ようやくこの物語も本編が始まります。


よろしければ、

ぜひ次回もお読みいただければと思います!

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