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全てわかってる転生  作者: ppp順次郎
2/4

2.門番

 〜登場人物〜


 ヤッチャイ(172cm)

 ・金狼群を追放される

 ・なろう系テンプレ主人公を目指す

 ・親指の爪が剥がれやすい


 ロイン(162cm)

 ・追放されたヤッチャイを追いかけてきた

 ・料理がうまい

 ・兄がいるらしい


 イブキ(42)

 ・Sランクギルド【龍の巣】団長

 ・銀髪ロングヘア

 ・男



 ーーーーーーーーーーーーーーーーーーーーーーーーー


「待ってよ!やっちゃん!」

「ロイン!?どうしたんだ?」


 ロイン。彼女は俺の幼馴染である。

 赤毛の短めの髪を携えた、元気な子だ。

「ギルド抜けさせられたって本当!?」

「うん。でも悪いのは俺だ。」

 心にも無いことを言う。

「もお!許せない!みんなやっちゃんに何回も救われたっていうのに!ひどいギルド。私も抜けてよかった。」

「ロインも抜けたのか!?まさか俺が抜けたから…」

「ちち、違うって!もともと抜けるつもりだったし!

大体なんかあわなかったのよねフニョフニョ。」



たぶんロインは俺のことが好きだ。

だが俺は気づかないふりをしている。

決してロインが嫌いなわけではない。

誰から見ても美人だし、正義感も腕っぷしも強い。

だけどなんか違うんだよな〜。

贅沢なのはわかっている。

転生するとここまで強欲になるのか…


「次のギルドはどうするの?」

フニョフニョし終わったロインが聞いてきた。

「私、前にスカウトされたとこがあるんだけど、

行ってみない?」

ナイスタイミング。


「【龍の巣】ってギルドなんだけど。知ってる?」

最高だ。さすがは幼馴染。


【龍の巣】といったら有名なSランクギルドだ。

なんでも龍のように強い団長がいる

少数精鋭チームだとか。

俺にふさわしいギルドだ。

「でも俺みたいな奴もいれてくれるかな?」

「大丈夫よ!やっちゃんなら!!」


なんてテンプレ会話をしていたら到着した。

【龍の巣】のギルドクラブはまるで日本の城のような

建物だった。


建物に入ろうとすると門番らしき人に止められた。

俺だけ。

「ロイン様は入場許可が出ているが

お前は認められない。帰れ。もしくは…」

門番は槍を構えた。

「力を示せ。」

どうやら強いなら入ってもいいらしい。


ハァ。俺は風速20m/sのため息をゆっくりと吐いた。


「なんでこんな目に…」

絶対ぶっとばす。


充肉(マッスルチャージ)。」

見た目は変わらないがパワーはアメフト選手級になり、

犬のような俊敏性を得る。

要するに強化魔法だ。


俺が充肉を唱えると門番は警戒したのか、勝負を焦った。

俺の右足目掛けて槍を伸ばした。


俺は右アッパーで迎え打つ。

槍の先端、右手の中指の付け根の骨、それぞれが正面から

ぶつかった。


槍は削りたての鉛筆のようにボキッと折れた。

俺の拳はその勢いのまま門番を壁に吹き飛ばした。

衝撃で門番は立ち上がれそうにない。


周りがざわざわしていく。

「モ、モンバーンさんがこんな簡単に…」

いつのまにか下っ端が集まっていた。

てか門番のモンバーンとは…

良いセンスだ…


「ハァ、ハァ手強いな。」

周りに聞こえるように呟くのがコツだ。


ザッザッザッザッ

門と城の間のあぜ道を長身の男が歩いてくる。

「ロイン君。やっと入る気になってくれたのか。」

長身男がロインに声をかける。

「イブキさん。久しぶりね。」

やはりこの男が【龍の巣】団長イブキか。

約20年前にギルドを設立し

団長として少数精鋭をまとめてきた男。

銀色に光る長髪は腰まであり

隆々とした筋肉を包み込んでいる。

そしてかなりのイケメン。

20年前から団長らしいが何歳なのだろう。


「それにお隣の方も。こちらへどうぞ。」

俺たち2人は奥の部屋へ導かれた。



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