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第2話「異世界」
彼女桜木カナは綺麗な美少女だ。
華麗でサラリとした、ロングの黒髪。冷たい緑の瞳。
そんな彼女は俺のとなりの家、席なのだ。
そして友達は、彼女の不思議な力を話した。
「知ってるか。」
担任川西三奈は来ていない。彼女を気にしながら聴く。
「あ、アイツ、な、異世界に行けるらしいぜ。花は見たぜ」
クラスメートの、山田花かな。
「で、異世界?証拠あるのか。」
「ああ。彼女に聞いてみろ?」
「ね、異世界行ってよ」
「あなたも?」
ため息をつきながら彼女は何かを言った。
「異世界の道、アルクを守るサイよ!私を通らせよ!」
すると彼女は消えた。
「ええー!!」