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ifが叶うのならば  作者: matcha
5/10

5.家での出来事

「今日は大変な1日だったな」


と一人部屋で呟く

携帯を触りいつも通りゲームを開く


「おー!新しいガチャ来てるー!早速引くか」


と意気込み早速引こうとすると

ポンっと通知が鳴った

そして画面の上からLINEの通知が流れる


「颯太君今通話できる?」


心臓が跳ねる、少し意識が飛びそうにもなった

少しドキドキしながらLINEを開く

送り間違えじゃないのか?と思ったがしっかりと名前も書かれてる


「出来ますよ」


と返した

これは断った方が良かったのか?とも思ったがせっかくのチャンスなんだ逃すわけにはと思った


「良かったー!じゃあ今からかけても大丈夫だよね?」


と言われて今から!?心の準備がとあたふたしてるいると、通話のコールが鳴った

びっくりしたがここで頑張らなきゃいつ頑張るんだと思い通話に出る


「ごめんね、いきなり通話しちゃって迷惑じゃなかった?」



「大丈夫ですよ、というかどうしたんですか?何かあったからかけたんですよね?」



「いや特にこれといった理由は無いんだけどね、なんとなく話したいなって思ったからさ」


と言われて嬉しくはなったがまずそれは俺じゃなきゃダメだったのか?ともなった


「こんなこと聞くのも悪いんですがそれって俺じゃないとダメなんですか?」



「颯太君と話したいなって思ったからかけたんだよー?迷惑だった?」


と言われて見えないながらも首を振りながら


「いや、迷惑では無いんですけど…俺で良いのかなって思ったから聞いただけです」


と嘘偽りなく話す


「颯太君ってそういうとこ気にするよねー別に気にしなくても良いと思うけどなー後敬語というかかしこまった感じやめよ?もっと気楽に話してくれて良いからさ」


と言われて自分ではあんまり気にしていなかったがかしこまった感じになってるのかと気付かされた


「わかりま…分かったよで良いんだよね?」



「わかりましたって言おうとしてたじゃん、後なんでこっちに聞くの?自分の話しやすいように話してれば良いんだよー」


と言われて少し緊張が緩み肩の力も抜けたような気がした、そして何気ない雑談で1時間以上話していた


「あーもうこんな時間なの、明日も学校だから終わらなきゃじゃん」


と言われて寂しくなったが同じく明日は学校なのだ、

なんなら朝会えれば話す時間は作れるのだ


「そうだね、また明日!おやすみ」



「おやすみー」


と言って通話は切れた

こんなに緊張した通話も初めてだった

しかも女子と通話すること自体初めてなのだ、緊張しないわけもない


「今日は寝れる気がしない」


と一人呟き明日の準備を終えて寝ようとするのだった




いやぁ、雫さんって不思議な方ですねー

これからも楽しくなりそうです

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